『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』オマージュスチール解禁ニュース

<ストーリー>

美しきスターが、死んだ。それから10年。当時11歳だった少年との”秘密の文通”により、謎に包まれた死の真相が明かされる。 2006年、ニューヨーク。人気俳優のジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が29歳の若さでこの世を去った。自殺か事故か、あるいは事件か。謎の真相の鍵を握るのは、11歳の少年ルパート・ターナー(ジェイコブ・トレンブイ)だった。それから10年の歳月が過ぎ、ジョンとルパートがかつて交わした “秘密の文通”が一冊の本として出版される。

今では注目の新進俳優となったルパートが、100通以上の手紙の公開に踏み切ったのだ。さらにルパートは、著名なジャーナリストの取材を受け、すべてを明かすと宣言するのだが──。

 

【以下プレスリリース文掲載】

若き天才映画監督グザヴィエ・ドランが、衝撃のデビューから10年を経て、ハリウッドの豪華キャストとタッグを組んだ初めての英語作品『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が3月13日(金)より劇場公開致します。

 

豪華キャストの最高峰の演技×圧倒的な映像センス

ドラン自身が集大成と語る、“人生の真実”を描いた愛の物語

2009年。19歳の才能に世界は一瞬で魂を奪われた――。

 

 

その後『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査委員賞を受賞し、前作『たかが世界の終わり』でカンヌ国際映画祭グランプリに輝いたグザヴィエ・ドラン。着想から10年の時を経て、満を持して完成した本作は、幼き日のドラン少年が“憧れのスター”レオナルド・ディカプリオに宛てた手紙から生まれた物語です。ジョンには、TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン。ジョンの心の支えとなっていく少年ルパートに、『ルーム』で絶賛された天才子役ジェイコブ・トレンブイ。脇を固めるのはナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツら豪華オスカー女優たち。さらにアデル、ザ・ヴァーヴなどの音楽、ほとばしる感情に揺れる映像で、美しきスターの光と影に迫ります。デビューから一貫して描き続けてきた「母と息子」というテーマにおける集大成だと監督自身が語る最新作が、遂に幕を上げます。

 

この度、『マイ・プライベート・アイダホ』にオマージュを捧げたシーンを切り取った場面写真が解禁。

 

 

バイクに跨った金髪&黒髪の青年2人の姿は『マイ・プライベート・アイダホ』のリヴァー・フェニックスとキアヌ・リーブスを彷彿とさせます。

自身のベストムービーの1つとしてこの作品を挙げているドラン、実は以前にもこの作品にオマージュを捧げたカットを撮影したことが。

それは『胸騒ぎの恋人』での1シーン。着想元は焚き火を囲みながら、リヴァー・フェニックスがキアヌ・リーブスに愛の告白をする場面です。

 

『胸騒ぎの恋人』では、ドランが演じる主人公が思いを寄せるストレートの男の子に気持ちを伝える時に、全く同じ構図で撮られ、ほぼ一緒のセルフが使われています。また『マイマザー』では主人公の部屋にリヴァー・フェニックスのポスターが貼られていたりと、作品の随所にドランの愛が散りばめられています。このように、自分自身が同性愛者というセクシュアリティを持つドランにとって、美しき男娼の切ない恋愛模様は「ドラン映画」に色濃く反映されていることが分かります。新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』で『マイ・プライベート・アイダホ』がどのような形で表現されているのか、是非スクリーンでご確認を・・・!

 

監督:グザヴィエ・ドラン 脚本:グザヴィエ・ドラン、ジェイコブ・ティアニー

出演:キット・ハリントン ナタリー・ポートマン スーザン・サランドン ジェイコブ・トレンブレイ キャシー・ベイツ

提供・配給:ファントム・フィルム、松竹 PG12 カナダ・イギリス映画/スコープサイズ/上映時間:123分 公式HP:https://www.phantom-film.com/donovan/

原題:The Death and Life of John F. Donovan ©2018THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.

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