『エジソンズ・ゲーム』カンバーバッチが絶賛!マイケル・シャノンの素顔とは

《STORY》

19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れて安価な“交流”の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な“交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。ウェスティングハウスは“交流”式送電の実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく。

こうして世紀の“電流戦争”が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく──果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか──?

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

世紀の発明王トーマス・エジソンほどの天才にも、最強のライバルがいた。彼の名前はジョージ・ウェスティングハウス、〈頭脳でトップに立つクリエイター〉であるエジソンに対して、〈戦略で支配を広げるカリスマ実業家〉だ。この二人による壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を描いた映画『エジソンズ・ゲーム』が4月3日(金)に公開決定!

 

アメリカ初の電力送電システムを巡る、エジソンとライバルたちの闘い<電流戦争>があったからこそ、現代の私たちは豊かな暮らしを送って一役買って出たのは、巨匠マーティン・スコセッシ監督だ。当初のトロント映画祭で披露された本編は、ワインスタイン・カンパニーの強い圧力によってまとめられた、製作陣にとって不本意なバージョンだったという。アルフォンソ・ゴメス=レホン監督の師匠で本作の製作総指揮であるスコセッシ監督は、それを完成版と認めず製作陣による再編集を支援した。監督たちは、超多忙なスター俳優たちを集め、たった1日限りの再撮影を敢行。元のバージョンから10分を削り、新たに5つものシーンを追加した渾身の“ディレクターズ・カット”を完成させ、2年越しの全米公開となる奇跡の大逆転を成し遂げた。日本では製作陣により正式に監修、許諾されたディレクターズ・カット(インターナショナル版)が公開となる。

 

天才発明家エジソンを演じるのは、『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』で、アカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。世界的偉人のイメージを180度覆し、勝つためなら手段は選ばない、奇才のダークヒーローを怪演。対するライバルのウェスティングハウスには『シェイプ・オブ・ウォーター』のマイケル・シャノン。さらに、二人の対決の鍵を握る若き天才科学者テスラに『女王陛下のお気に入り』のニコラス・ホルト、エジソンを支える助手に『スパイダーマン』最新シリーズのトム・ホランドと、英国とハリウッドの美しき男たちが集結。

 

 

 

今回解禁になったのは、現在公開中の『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』への出演でも注目を集めるマイケル・シャノン演じるカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスの場面写真だ。ウェスティングハウスは目的のために手段を選ばないエジソンとは対照的な人物であった。脚本を務めたマイケル・ミトミックはウェスティングハウスについてこんなエピソードを話す。「このセリフは劇中にも出てくるんだけど、『良い働きをする人間は与えられた時間で適切な仕事をする』と彼は言ったんだ。それで彼は、従業員が野球をしに行けるように、土曜日を半分休みにした。」。私たちが土曜日休みなのはウェスティングハウスのおかげでもあるのだ。シャノンはそんなウェスティングハウスについて聞かれると「彼は優しくて、思いやりがある人間だったらしい。僕は英雄を演じるのは得意ではないけれど、それでもその人に近くなるよう努力はしたよ。」と今まで悪役を演じることが多かった彼ならではの悩みを明かした。

 

エジソンとウェスティングハウスは実際に会うことはほとんどなく、戦いの中心は新聞の記事を通してだったという。それはこの作品でも同様で、エジソンとウェスティングハウスが同じ画面に映ることは多くなかった。シャノンは「僕らは一緒に時間を過ごすことはあまりなかった。でも、最後の方に一緒の場面があって、人生の脚本を教えてくれるその場面の脚本は本当によく書かれていて、その時の撮影はとても楽しかったよ。」と短いながらも濃密であったカンバーバッチとの撮影を振り返る。カンバーバッチは最強のライバルを演じたシャノンについて「マイケルは最高だ。マイケルは豪快な人だ。彼は人としていろんなものを持っている人だ。落ち着いているし、冷静で、でも冷たいとかではなく落ち着きがあるって意味で。彼といると本当に心地がいいんだ。」と劇中の彼らの関係では想像できないほどの絶賛をしている。

 

豪華俳優陣と製作陣によって完成した壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を描いた本作。主演二人の演技バトルからも目が離せない。

 

監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン『ぼくとアールと彼女のさよなら』「glee/グリー」シリーズ

出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト

原題:The Current War: Director’s Cut/2019年/アメリカ/108分/スコープ/5.1ch/字幕翻訳:松浦美奈/字幕監修:岩尾徹

後援:一般社団法人 電気学会 配給:KADOKAWA edisons-game.jp ©2018 Lantern Entertainment LLC. All Rights Reserved.

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