『スケアリーストーリーズ 怖い本』監督&キャストが初めて語る 撮影の裏側 特別映像解禁‼

<『スケアリーストーリーズ 怖い本』ストーリー>

読むな危険。その本は、絶対に開いてはいけない―

ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだステラたちは一冊の本を見つける。そこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。持ち帰った次の日からひとり、またひとりと仲間たち消えていく。そして、その“怖い本”には毎夜ひとりでに新たな物語が書かれていくのだ。

主人公は消えた仲間たち。彼らが“いちばん怖い”と思うものに襲われる物語がそこにあった。次の主人公は誰なのか? 彼らはどこへ消えたのか?“怖い本”の呪いからはだれひとり逃げられない―。

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

人間の女性と異形の生き物との愛を描いた『シェイプ・オブ・ウォーター』で第90回米アカデミー賞®監督賞を受賞し、名実共に世界的フィルムメーカーとなったギレルモ・デル・トロ。彼がオスカー受賞後はじめて企画・製作し、ストーリー原案を担当した『スケアリーストーリーズ 怖い本』が、2月28日(金)より全国で公開!==============================================================

『パンズ・ラビリンス』のペイルマンやパン、『シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人など、数々の奇怪で美しい名モンスターを生み出してきた、クリーチャー愛に溢れるギレルモ・デル・トロ。そんな彼がオスカー受賞後はじめて企画・製作し、ストーリー原案を担当した作品が『スケアリーストーリーズ 怖い本』だ。基になっているのはデル・トロが若いころ多大な影響を受けた同名児童書。

選りすぐりの怖い話が詰まったその本は、子どもたちの恐怖心と好奇心を掴み瞬く間にベストセラーになった。しかし、スティーブン・ガンメルの描いたおどろおどろしい挿絵と道徳的でない内容に親や教師から批判が殺到。全米の学校図書館に置くことが禁じられたいわくつきの短編集だ。

 

「2時間ずっと怖がってほしい」

 

デル・トロに見出された、ホラー界の新星・アンドレ・ウーヴレダル監督。

 

 

今回、解禁となった特別映像では、デル・トロや本作で監督を務めたアンドレ・ウーヴレダル監督、そしてキャストの面々が、本作の魅力や撮影の裏側について語ったものだ。

いかにも出そうな廃墟となった屋敷を訪れる子供たちの映像をバックに「この映画は現代的なホラー映画と僕が見て育った、アンブリン(※1:アンブリン・エンターテインメント)映画を融合したんだ」と話すのは、ウーヴレダル監督。彼は、ハリウッド映画は未経験ながら、その独特な感性にデル・トロが惚れ込み、大抜擢!デル・トロは「キャラクターに対して素晴らしいセンスを持っていて、ユーモアのセンスも見事で、作品のテンポ感覚も最高なんだ。それにもちろん、すごく怖い」と彼の過去作をべた褒めする。さらに本作についても「他のホラー映画とは違うタイプだ、ジェットコースターのように観客は恐怖を楽しむんだ」と、手に汗握りながらも“怖い”を楽しめる仕掛けのあるアトラクション作品だと太鼓判を押す。

 

また、デル・トロは時代背景にもこだわり、その舞台に1968年を選んだ。この年、J・F・Kやキング牧師が暗殺され、長期化したベトナム戦争への反戦運動が高まり、世界各地でデモや暴動も多発した。1968年はそれまでの価値観が大きく覆り、かつて想像すらしなかったようなことが起こった激動の年だったのだ。その点について、作家志望のメガネっ子ヒロイン・ステラ役ゾーイ・コレッティはこの年の特異性に触れ、「ここで描かれている時代は特殊よ、現実味を帯びているの」と話し、1968年が“何が起こっても不思議ではない年”だったからこそ、この物語の舞台になったことを明かした。ラモン役マイケル・ガーザも「僕たちは時間をかけてキャラクターに深みを持たせ、リアルに作り上げていったんだ」と設定だけでなく、演技においても非現実の世界をよりリアルに近づけられるよう丁寧に役作りをしたと語っている。

 

 

さらに映像内では、本作のストーリーを簡単に知ることができる。町外れの幽霊屋敷に忍び込んだステラたちは一冊の本を見つける。その“怖い本”には毎夜ひとりでに新たな物語が書かれていき、主人公になった者は消えていく・・・。そんな“怖い本”の呪いに振り回されるステラたちはどうなるのか…⁉

ステラの友人・チャック役オースティン・ザユルは「一度本に捕まれば恐怖からは逃げられない」とその怖さを語り、ウーヴレダル監督も「“怖い本”は恐怖を利用して物語を書く、彼らの中にある恐怖を現実にする」と、本作の恐怖は、実は襲われた人間た持つ恐怖心が源になっていることについて明かしている。

 

さらに映像後半にはラモンが必死に何かから逃げようとするメイキングシーンもあり、ガーザは「アンドレは逃げ場のない感じを出すのがうまいんだ、彼はホラーをよく知っている」と苦笑いを浮かべ、大変だった撮影を振り返った。

「緊張と恐怖を作り出したかった、2時間 観客には怖がってほしい」と本作への想いを語る、期待の新星監督の最新作『スケアリーストーリーズ 怖い本』は、2月28日(金)より公開だ!

※1:「アンブリン・エンターテインメント」は『E.T.』『グレムリン』などを制作したスティーヴン・スピルバーグが1982年に設立した製作会社

 

 

監督:アンドレ・ウーヴレダル(『ジェーン・ドゥの解剖』)

ストーリー原案・製作:ギレルモ・デル・トロ

原作:アルビン・シュワルツ編「スケアリーストーリーズ 怖い本」シリーズ(岩崎書店刊)

出演:ゾーイ・コレッティ、マイケル・ガーザ、ガブリエル・ラッシュ、オースティン・エイブラムズ、ディーン・ノリス、

ギル・ベローズ、ロレイン・トゥーサント

2019/アメリカ/英語/108分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:Scary Stories to tell in the dark/字幕翻訳:金関いな

配給:クロックワークス 公式サイト:scarystories.jp 公式ツイッター&インスタグラム:@scarystoriesjp

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