映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』Wレイチェルがこだわり抜いたラブシーン解禁

 

〈ストーリー〉

 

厳格な超正統派ユダヤ・コミュニティで生まれ育ったロニートとエスティ。惹かれあっていた二人を、コミュニティの掟は赦さなかった。ロニートはユダヤ教指導者の父と信仰を捨てて故郷を去り、残されたエスティは幼なじみのドヴィッドと結婚してユダヤ社会で生きることとした。月日が流れ、父の死をきっかけにロニートが帰郷し、再会した二人。封印していた熱い想いが溢れ、信仰と愛の間で葛藤する二人が選んだ道とは・・・

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

女性同士のラブシーンは「とにかく最高だった」 R・ワイズ&R・マクアダムスがこだわり抜いたラブシーン

 

この度、映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』が2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開いたします。主演は、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞助演女優賞受賞、『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレイチェル・ワイズと、『きみに読む物語』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など話題作に出演、『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートのレイチェル・マクアダムス。近年アカデミー賞ノミネートが続く実力派女優のWレイチェルが、繊細かつ大胆な体当たりの演技で“美しき純愛”に挑んでいます。

トロント国際映画祭のプレミア上映時より、早くもレイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムスのラブシーンが大きな話題となった本作。超正統派ユダヤ・コミュニティに生まれ、抑圧を感じながら生きてきたエスティにとって、ロニートとのラブシーンは解放を意味し、作品には欠かせないものであった。同じく女性二人の愛を描いた『アデル、ブルーは熱い色』(2013)と比べられることが多いが、本作はレイチェル・ワイズ自身がプロデューサーということもあって、女性二人のラブシーンを“女性の視点”で描いている点で高い評価を得た。ロニートとエスティのラブシーンについて、当初二人ともがオーガズムに達するショットを入れる予定であったが、「大切なのはエスティの方で、(ロニートもショットも入れたら)その重要性が薄れてしまう」と、エスティに焦点を当てより強く印象を残すようにしたとワイズが明かしている。「あの瞬間、私たちは壊れそうなほど脆く、同時に2人の間には優しさがあった」とワイズはシーンを振り返る。「男性の俳優がこのように考えるか分からないけど、女性は“このセックスシーンは本当に必要?”と思うことが多いの。でも今回は絶対に必要だった。それまでの抑制がこの瞬間に繋がっているから。特にエスティが感じた大きなエクスタシーは、彼女にとって精神的な解放でもあった。あれは自由を表していたの」。エスティを演じたレイチェル・マクアダムスは、「自らのキャラクターの成長にセックスシーンは欠かせなかった」と語る。「通常は(そのセックシーンに)意味があるのかどうか迷う場合が多いの。でも今回のシーンは、ストーリーを前進させるには不可欠だった。エスティの心を開くために、彼女を解放させることが必要だったの。あのシーンでは、(男性との)他のセックシーンではまったく感じたことのなかったエネルギーを感じた。とても最高だった。仲間意識のようなものがあり、2人とも安心感と解放感を得ていた。女性である喜びが、あのシーンには詰まっているわ」と語っている。

 

 

ロニートと再会し封印していた想いが溢れ、お互いを求めあう二人。初めてエスティが解き放たれた瞬間を、是非スクリーンで目撃いただきたい。

 

〈イントロダクション〉

本作は、フェミニズム文学の新たな旗手、気鋭のイギリス人女性作家ナオミ・オルダーマンの自伝的デビュー作に出会ったレイチェル・ワイズが、プロデューサーとして企画段階から深く入り込んだ自信作。そして、ワイズがその才能に惚れ込んで監督を依頼したのが、『ナチュラルウーマン』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞して世界的な評価を高めたセバスティアン・レリオ。葛藤して揺れ動く二人を切なく、時に大胆に映し出している。また、『女王陛下のお気に入り』『ルーム』のプロデューサーや『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞した撮影監督など、ワイズが絶大な信頼を寄せる強力な布陣がその脇を固めている。タブーのない現代社会とは隔絶された、女性に自由のない世界に抗う二人を、実力派女優のレイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムスのWレイチェルが繊細かつ体当たりの演技で挑んでいる。

 

 

監督:セバスティアン・レリオ(『グロリアの青春』、『ナチュラルウーマン』)

キャスト:レイチェル・ワイズ、レイチェル・マクアダムス、アレッサンドロ・ニヴォラ

プロデューサー:フリーダ・トレスブランコ(『パンズ・ラビリンス』)、エド・ギニー(『女王陛下のお気に入り』、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・セイクリッド・ディア』、『ルーム』、『ロブスター』)、レイチェル・ワイズ

2017年/イギリス/英語/DCP/カラー/114分/原題:Disobedience PG12

© 2018 Channel Four Television Corporation and Candlelight Productions, LLC. All Rights Reserved.

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました