『リチャード・ジュエル』キャシー・ベイツ アカデミー賞R助演女優賞ノミネート!

【以下プレスリリース文掲載】

今年90歳を迎えるクリント・イーストウッド監督の第40作となる『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ爆破事件を描く実話サスペンスだ。『アメリカン・スナイパー』、『ハドソン川の奇跡』など実在人物をめぐる“真実”を描き続けてきた巨匠が映画化を決めたのは、事件の第一発見者として数多くの人々を救ったリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)の物語だった。警備員として献身的な働きが讃えられて一躍ヒーローとなるが、数日後にFBIの捜査情報が漏洩し、地元メディアが「リチャードを捜査中」と実名報道したことで状況は一転。爆弾犯扱いされたリチャードは、名誉もプライバシーも奪われてしまう。この窮地に無謀な弁護士のワトソン(サム・ロックウェル)が立ち上がる。ふたりの前には、犯人逮捕を急ぐFBIの容赦なき捜査、スクープという獲物に容赦なく襲いかかる“メディアリンチ”の罠が立ちはだかる。今、爆破事件の容疑者とされたリチャードと潔白を信じるワトソンが、巨大権力に向かって反撃を開始する。

 

1月13日(現地時間)に発表された第92回アカデミー賞で、爆破事件の容疑者とされた主人公、リチャードの無実を信じ、見守り続ける母ボビを演じたキャシー・ベイツが見事《助演女優賞》にノミネートされた。キャシー・ベイツは1990年に『ミザリー』で《主演女優賞》を受賞しており、二度目の栄冠に期待がかかる。同賞の授賞式は2020年2月9日(現地時間)に行われる。

 

爆破事件の容疑者にされた男<リチャード・ジュエル>……キャシー・ベイツが演じるボビ・ジュエルとは

1996年当時、保険の勧誘員として働きながら、34歳になる息子と二人で暮らしていた。事件で大活躍した我が子が報道される姿を誇らしく見つめていたが、わずか3日後には、「リチャードが第一容疑者として捜査中」と実名報道され、事態は思わぬ方向へと進んでいく。容疑者とされた息子を常に信じ続けた母ボビは、状況打開のため記者会見に臨む。この撮影を間近に観たサム・ロックウェルは、「共演は本当にすばらしかった。記者会見シーンの撮影のときに、休憩もなく6時間ぶっつづけで感情的な状態を保つ彼女を目の当たりにした。とても感情的なシーンだったが、あれほどの演技を見せる俳優を今まで見たことはない。キャシーは本当に大きな力をもつ女優だ」と、ベイツの集中力が生み出す渾身の演技に圧倒されたという。

「この物語は、今、我々の周りで起きていることとすごく似ている」というクリント・イーストウッド監督最新作は、事実が真実をねじ曲げてしまった実話を描く。SNSが定着した現代社会では、思わぬ所で「加害者」や「被害者」になってしまう危険に満ちている。リチャード・ジュエルと母ボビが体験した悪夢の日々。イーストウッド作品初参加となるキャシー・ベイツとサム・ロックウェルが、無実の罪に問われた男を懸命に支える母と弁護士を熱演する。母の切実な願いは届くのか。 今こそ観るべき実話サスペンスの傑作『リチャード・ジュエル』が描く「真実」を、是非映画館で目撃してほしい。

 

クリント・イーストウッドが、今を生きるすべての人に捧げる実話サスペンス『リチャード・ジュエル』は、1月17日(金)全国ロードショー

 

 

タイトル:リチャード・ジュエル(原題:RICHARD JEWELL/全米公開12月13日)

監督/製作:クリント・イーストウッド

原作:マリー・ブレナー バニティ・フェア 「American Nightmare―The Ballad of Richard Jewell」 脚本:ビリー・レイ『キャプテン・フィリップス』

製作:ティム・ムーア、ジェシカ・マイヤー、ケビン・ミッシャー、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイビソン、ジョナ・ヒル

出演:サム・ロックウェル(『スリービルボード』)、キャシー・ベイツ(『ミザリー』)、ポール・ウォルター・ハウザー(『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』 )、

オリビア・ワイルド(『トロン:レガシー』)、ジョン・ハム(ドラマ『MAD MEN マッドメン』)

公式サイト:richard-jewell.jp #リチャードジュエル

予告編ご紹介の際は右記をご活用下さい:https://www.youtube.com/watch?v=9J8OqAeAwic

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