『再会の夏』 『母との約束、250通の手紙』 フランス文学最高峰ゴンクール賞受賞作品が続々映画化!

【以下プレスリリース文掲載】

 

フランスで権威ある文学賞ゴンクール賞を受賞した原作を映画化した『再会の夏』と『母との約束、250通の手紙』が連続して日本で劇場公開されます。

12月13日より公開される『再会の夏』は、国境なき医師団の創設者としても名高いジャン=クリストフ・リュファンによる、史実をベースにした同名歴史小説の映画化で、『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼ主演、『画家と庭師とカンパーニュ』の名匠ジャン・ベッケルがタッグを組んで描く、フランス版“忠犬”映画。1919年、第一次世界大戦後のフランス。美しい片田舎で、主人を待ち続ける一匹の犬と勲章にまつわる、戦争の傷とそれでも絶えることのない愛と信頼を描いた感動作に仕上がっている。

1月31日より公開される『母との約束、250通の手紙』は、ゴンクール賞を史上唯一2度受賞し、外交官、映画監督、そしてプライベートでは『勝手にしやがれ』の女優ジーン・セバーグの夫と複数の顔を持ち、最後は拳銃自殺を遂げたことでも知られる、フランスの三島由紀夫とも評される伝説の文豪ロマン・ガリによるベストセラー自伝小説『夜明けの約束』の映画化。シャルロット・ゲンズブールとピエール・ニネ共演で描く、第二次世界大戦下の混沌とした時代に翻弄されながらも、強すぎるほどの絆で、互いの存在だけを頼りに生き抜いた親子の愛に心揺さぶられる感動作になっている。

アカデミー会員10人によって、その年でもっとも独創性にあふれた散文作品に贈られる賞で、受賞作品はフランス文学の代表作として扱われ、受賞作は爆発的に売れ行きが伸びると言われており、日本でいうところの芥川賞に近い。興味深いのは、賞金がわずか10ユーロ(約1,300円)であること。100年以上の歴史を持ち、文学界における立場も一遍すると言われており、作家にとっても夢の文学賞と言われる。過去には、「暗いブティック通り」「愛人/ラマン」「天国でまた会おう」など日本でも大ヒットした作品のほか「三人の逞しい女」「地図と領土」「悲しみを聴く石」などの話題作が受賞しており、今年はニコラス・マシューによるティーンエイジャーのアンソニーとその初恋の物語「彼らの後の子どもたち」が受賞した。

 

「若さと大胆さと才能」を最もよく示しエスプリに満ちた独創的な散文による作品を是非、小説でも映画でも楽しんでみてはどうだろうか。

 

『再会の夏』は、12月13日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開 saikai-natsu.com 『母との約束、250通の手紙』は、1月31日より新宿ピカデリーほかにて公開 https://250letters.jp

 

『再会の夏』

 

 

12月13日(金)より、シネスイッチ銀座ほか全国公開

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配給:コムストック・グループ

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© ICE3 – KJB PRODUCTION – APOLLO FILMS – FRANCE 3 CINEMA – UMEDIA

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作品概要

『クリクリのいた夏』(99)、『ピエロの赤い鼻』(03)など、登場人物のほろ苦い戦争体験をフランスの美しい田園風景とともに描くことで知られる、86歳の名匠ジャン・ベッケル監督と、『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼを主演に贈る、仏ゴンクール賞受賞作家のベストセラー歴史小説を映画化した、フランス版“忠犬”映画。1919年、第一次世界大戦後のフランス。美しい片田舎で、主人を待ち続ける一匹の犬と勲章にまつわる、戦争の傷とそれでも絶えることのない愛と信頼を描いた感動作。

2018年/フランス・ベルギー合作映画/83分/原題:Le Collier Rouge 英題:The Red Collar

監督・脚本:ジャン・ベッケル『画家と庭師とカンパーニュ』『クリクリのいた夏』『殺意の夏』

撮影:イヴ・アンジェロ『インド夜想曲』『めぐり逢う朝』

主演:フランソワ・クリュゼ 『最強のふたり』、ニコラ・デュヴォシェル『ダリダ〜あまい囁き〜』

© ICE3 – KJB PRODUCTION – APOLLO FILMS – FRANCE 3 CINEMA – UMEDIA

配給:コムストック・グループ 配給協力:ギグリーボックス 公式サイト:saikai-natsu.com

 

 

『母との約束、250通の手紙』

 

 

1月31日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開

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配給:松竹

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©2017-JERICO-PATHE PRODUCTION-TF1 FILMS PRODUCTION-NEXUS FACTORY-UMEDIA

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作品概要

こんなにも深く激しい母と子の絆、美しい愛がかつてあったろうか――。

フランスの三島由紀夫とも評される伝説の文豪ロマン・ガリ。外交官、映画監督、そしてプライベートでは『勝手にしやがれ』の女優ジーン・セバーグの夫と複数の顔を持ち、最後は拳銃自殺を遂げた。その波乱万丈で数奇な人生を描いた自伝『夜明けの約束』を、本作でセザール賞にノミネートされたシャルロット・ゲンズブールと、俊英ピエール・ニネという豪華共演で映画化。母ニーナの強すぎる期待と愛情を一心に受けて育ったロマンは、その溺愛の重圧にあえぎながらも、母の途方もない夢を叶えようと日々邁進する。戦地で戦っているときも、病床で苦しんでいるときも、母からの激励の手紙は毎週届き続けた。しかし、その250通にも及ぶ手紙には思いもしない秘密が隠されていたのだった……。第二次世界大戦下の激動の時代に翻弄されながらも、強すぎるほどの絆で、互いの存在だけを頼りに生き抜いた親子の愛に心揺さぶられる感動作。

監督・脚本:エリック・バルビエ 共同脚本:マリー・エイナール

出演:ピエール・ニネ シャルロット・ゲンズブール ディディエ・ブルドン ジャン=ピエール・ダルッサン キャサリン・マコーマック

2017年/フランス=ベルギー/フランス語、ポーランド語、スペイン語、英語/131分/シネスコ/DCP/5.1ch/原題:La promesse de l‘aube/原作:ロマン・ガリ『夜明けの約束』(共和国)

後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 配給:松竹 R-15+ https://250letters.jp

©2017-JERICO-PATHE PRODUCTION-TF1 FILMS PRODUCTION-NEXUS FACTORY-UMEDIA 宣材DL先:presscenter.jp/shochiku

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