ルーカス×コッポラが幻の車の開発者描く『タッカー』30年ぶりの上映決定

STORY
第2次世界大戦終結間近の1945年春、デトロイト郊外の小さな街。自動車工場を経営するプレストン・タッカー(ジェフ・ブリッジス)は、最愛の妻ヴェラ(ジョアン・アレン)や長男のジュニア(クリスチャン・スレイター)をはじめとする4人の子供達と共に幸せな日々を過ごしていた。戦争が終結しアメリカが新しい時代を迎えようとすると、タッカーは自らの理想とする新しい自動車を作る決心をする。友人である元銀行家のエイヴ(マーティン・ランドー)、技術者のエディ(フレデリック・フォレスト)やジミー(マコ)の協力を得て、遂にプロトタイプ“タッカー・トーピード”を作り上げる。速さのみならず安全性や高級感をも求めた夢の車、トーピードは巧みな宣伝活動などでたちまち世間の注目を集めるが、当時アメリカを牛耳っていたフォード社を筆頭とする巨大自動車産業ビッグ3や、ファーガソン上院議員(ロイド・ブリッジス)ら保守的な政財界はタッカーを叩き潰そうとするのだった――。

【以下プレスリリース文掲載】

ルーカス製作総指揮×F.コッポラ監督
たった一人で巨大自動車産業界に挑んだ男タッカー <4Kデジタル・リマスター版>幻の車の開発者描いた大作ドラマ30年ぶりのリバイバル上映決定!

1940年代アメリカの巨大自動車産業界に、たった1人で挑んだ男プレストン・トマス・タッカー。彼の夢と挑戦、そして苦闘を描いたヒューマン・ドラマ大作が国内劇場公開から30年、フランシス・フォード・コッポラ監督自ら監修した4Kデジタル・リマスター版でリバイバル上映されることが決定した!

映画『タッカー』は、夢の車でデトロイトに挑んだ実在の起業家を描いた物語ジョージ・ルーカス製作総指揮、フランシス・フォード・コッポラ監督の友情コンビが、プレストン・タッカーの果敢な挑戦を映画化した。

流線形の躯体にリア駆動、当時はまだ珍しかったシートベルトを装備するなど、先進的な設計の“タッカー・トーピード”。その開発者であるタッカーは、夢にみた<未来の車>の生産販売に向け、準備を進めていた。巧みな広告戦略も功を奏し、一躍注目を集めたタッカーだったが、巨大な自動車産業界や保守的な政財界が彼の行く手に立ちはだかる―。生産台数わずか51台に終わった幻のクルマ・トーピード=通称“タッカー‘48”。約40年後の撮影時にも実に47台が現存しており、オーナーズクラブの協力で劇中にはそのコレクションの大半が登場している。コッポラ監督自身もオーナーの一人であった。

出演は『クレイジー・ハート』でアカデミー賞®主演男優賞に輝いたジェフ・ブリッジス、ジョアン・アレン(『ニクソン』、『ザ・コンテンダー』)、フレデリック・フォレスト(『ワン・フロム・ザ・ハート』)、本作品でゴールデングローブ賞助演男優賞に輝いたマーティン・ランドーほか、名優達が集結。撮影は『暗殺のオペラ』『ラスト・タンゴ・イン・パリ』などの名匠ヴィットリオ・ストラーロ。『地獄の黙示録』『ワン・フロム・ザ・ハート』でもコッポラと組んだストラーロの美麗な映像が4Kデジタル・リマスター版で甦る!
※本興行は2K素材での上映となります。

STAFF
監督:フランシス・フォード・コッポラ
製作:フレッド・ルース、フレッド・フックス
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
脚本:アーノルド・シュルマン、デヴィッド・サイドラー
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
衣装デザイン:ミレーナ・カノネロ
セット:アーミン・ガンツ
編集:プリシラ・ネッド
音楽:ジョー・ジャクソン

CAST [役名]
ジェフ・ブリッジス [プレストン・T・タッカー]
ジョアン・アレン [ヴェラ・タッカー]
マーティン・ランドー [エイブ・キャラッツ]
フレデリック・フォレスト [エディ・デイーン]
マコ(マコ岩松) [ジミー・サクヤマ]
イライアス・コティーズ [アレックス・トレムリス]
クリスチャン・スレーター [プレストン・タッカーJr]
ニーナ・シーマツコ [マリリン・リー・タッカー]
ディーン・ストックウェル [ハワード・ヒューズ]
ロイド・ブリッジス [ファーガソン上院議員]
ディーン・グッドマン [ベニントン]

1988年アメリカ映画/TUCKER: THE MAN AND HIS DREAM
本編110分/英語 5.1ch/日本語字幕/スコープサイズ/DCP(2K)上映
Tucker : The Man and His Dream TM & © 1988 Lucasfilm Ltd.(LFL). All Rights Reserved.
配給:合同会社是空

公式Twitter:@tucker_movie

2019年12月13日(金)より 新宿シネマカリテにて先行レイトショー、他全国公開

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