「ゲゲゲの鬼太郎」鬼太郎役:沢城みゆき×石動零役:神谷浩史のインタビューが到着!2020年1月8日発売Blu-ray&DVD BOX6のジャケ写・特典内容の詳細も公開!

【以下プレスリリース文掲載】

2018年にアニメ化50周年を迎えた「ゲゲゲの鬼太郎」。日本全国で知らない人はいないと言っても過言ではない水木しげるの歴史的名作が6度目のアニメ化!現在、 Blu-ray&DVD BOX1~5が好評発売中、 BOX6~8が予約受付中だ。
2020年1月8日(水)発売予定のBOX6封入特典のブックレットには、鬼太郎役の沢城みゆきと石動零役の神谷浩史のスペシャルインタビューが掲載される。今回、惜しくもブックレット未収録になったインタビューの一部を特別に公開!互いの第一印象や自身の役作り、理想の鬼太郎像など自由に語ってもらった。また、 BOX6のジャケット写真と収録内容詳細も解禁されたので、併せてチェックしてほしい。

【仕様・封入特典】
描き下ろし三方背アートBOX
描き下ろしインナーケース
ピクチャーレーベル
特製ブックレット(20P)
沢城みゆき×神谷浩史スペシャルインタビュー「ゲゲゲのお喋り」、スタッフインタビューほか収録
ポストカード2枚セット(BOX3・BOX4の三方背アートBOX絵柄)

【映像特典】
ノンクレジットED

■2020年1月8日(水)発売 『ゲゲゲの鬼太郎 BOX6』(2枚組)
Blu-ray:15,200円(税抜)   BIXA-9066
DVD:11,200円(税抜)   BIBA-9076

■続巻発売スケジュール
Blu-ray&DVD BOX6:2020年1月8日(水)
Blu-ray&DVD BOX7:2020年4月2日(木)
Blu-ray&DVD BOX8:2020年7月2日(木)
(Blu-ray&DVD BOX1~5 好評発売中)

※商品の仕様は変更になる場合がございます。
(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
発売元・販売元:株式会社ハピネット

【鬼太郎役の沢城みゆき・石動零役の神谷浩史 インタビュー原稿】

2020年1月8日発売「ゲゲゲの鬼太郎」Blu-ray&DVD BOX6の封入特典のブックレットには、鬼太郎役の沢城みゆきさんと、石動零役の神谷浩史さんのスペシャルインタビューが掲載されます。この度、惜しくもブックレット未収録となったインタビューの一部を特別に公開!お二人の仲の良さが伝わってくる、和気あいあいとした雰囲気で語っていただきました。

――お二人が初めて会ったときの第一印象は?
神(以下、神):最初は『ぱにぽにだっしゅ!』になるのかな?それから『さよなら絶望先生』とか『化物語』とか。
沢(以下、沢):『夏目友人帳』もあったね。
神:そうだそうだ。とにかくみゆきと共演する作品は、割と濃い作品ばかりで(笑)。それぞれ結構重要なポジションを占めている役柄が多くて、お互いに「大変だね」と声をかけたりしていました。
沢:お互いに、違う大変さを背負っていたよね。神谷さんは特に大変だったと思います。でも、こんなに対等に話ができるような役柄は『鬼太郎』が初めてかも。
神:そうかもしれないですね。
沢:とにかくどの現場でも、「この人は“頑張り屋さん”なんだなぁ」という印象が強烈に残っていますね。
神:(笑)。何が大変だったかも、もう覚えていないくらい(笑)。
沢:もちろん、みんなが頑張っているんですよ。みんなが頑張っているんだけど、神谷さんの頑張り方って、ちょっと質が違うんですよ。
神:当時は今よりも周りの人が、みんな自分より優秀に見えたんです。そんな中でみゆきは天才肌なのかなと思っていたんだけど実はそうではなく、自分のいろんな経験からロジックで芝居をするタイプだとわかったんです。なので今では面倒くさくて可愛そうだなと思っています。
沢:最後の“可愛そう”はいらない(笑)。
神:いや僕と似たタイプな気がするので、共感できるんですよ。天才肌の人って、瞬発力や反射神経でとてもいい“音”を作るんですよ。ロジックではなく感性で出てくる“音”を安定して出せる人が、僕の周りには多かったような気がします。そういう天才肌の人に囲まれた中で「自分は何ができるんだろう」と思ったときに、地道な努力しかなかった。誰もができることを丁寧にやらないと、その人たちとマイクに並んでお仕事ができないと思ったんです。
沢:神谷さんは丁寧だもんね。
神:それしかやれることが思いつかなかったんだよね。

――では、そんな沢城さんと『ゲゲゲの鬼太郎』での共演が決まったときの感想をお聞かせください。
神:とてもうれしかったです。オンエアを観たときに、僕が理想としている鬼太郎像そのものだったので、「さすがだな」と思いましたね。僕の理想の鬼太郎像をみゆきが具現化してくれているのが、とてもうれしかった。理想の鬼太郎と共演できるのは幸せですよね。

――神谷さんの理想の鬼太郎像とは、いったいどういうものですか?
神:僕はシリーズすべてを通して観ているわけではないんですけど、断片的に子どものときに観ていたTVのアニメの第2期『鬼太郎』、大人になってから観た『墓場鬼太郎』や、原作のイメージを総合したときに、鬼太郎は単純な正義のヒーローではない気がしていたんです。遠くの方から下駄の音を響かせながら、片方だけの大きな目で上目遣いに常になにかを伺っている物静かな少年がやってきて、お社にイタズラしている子どもたちに、「そんなことをしたら危ないよ」と、ぼんやりと言って去っていく。それで子どもたちが後々ひどい目にあって「助けてー!」と言っているところに、「だから言ったのに……」って来るのが鬼太郎っぽいと思います。「そんなことをしたらダメだ!」っていう熱血漢や、ひどい目にあっている子どもたちを率先して胸を張って助けに来る鬼太郎は、僕の中では少し違和感があるんですよね。なので陰々滅々とした雰囲気を漂わせている沢城みゆきの声を聴いて、「ああ、ステキだな」「本当に僕はこの女優さんのこと好きだな」って思いましたね。
沢:陰々滅々って(笑)……日曜の朝なんですけどね(笑)。
神:ははは(笑)。でも子どもたちって妖怪みたいなちょっと怖い存在が大好きじゃないですか。人ならざるもの、人間の世界じゃないところで蠢いているなにか。その案内的な鬼太郎が明るい雰囲気じゃない方がいいと思うんです。かといって鬼太郎は決して怖がらせようとしているわけじゃない。そのバランス感覚をみゆきはとてもセンシティブにやってくれているんだろうなというのが伝わってきましたね。「後ろになにかいる!」って脅かすんじゃなくて、「ほら、君の後ろの暗闇に……」って、そっと呟いて想像させる感じ。それを当たり前のようにアプローチしているところがステキですよね。
沢:私たち、相思相愛ですから(笑)。
神:ははは(笑)。

――仲の良いお二人が鬼太郎と零という対立する役柄を演じてみて、いかがでしたか?
沢:ねこ娘も言っていましたけど、鬼太郎は零くんにだけは固執するというか、特別に嫌いみたいですね。神谷さんがおっしゃっていたように、いろんな鬼太郎像があるけど、今期の鬼太郎は基本的には頼まれたから出向く、それもやっつけに行くんじゃなくて、まず話を聞いてみて、どうするかを考えるというスタンスなので、零くんみたいに、まったく聞く耳を持たない人は生理的に嫌なんですね(笑)。
神:ははは(笑)。
沢:でも今思うと、同族嫌悪だったんじゃないかなと思いますね。表面的な印象は違うんだけど、根本的な我の強さは共通する部分があって、他人のためだと思ってやっていたことも、もしかしたら、ただ自分の意見を押し付けていただけかもしれないって、鬼太郎がふと我に返るような場面があって。二人の違いは、境遇で、零くんはすごく不遇でしたよね。それでああいうふうに想いを燃やすことしかできなかった。最後にはお互いに鏡のような存在であることに気づくことができましたけど、最初は……(笑)
神:「話し合えばいいじゃん!」ってことだよね(笑)。でも、まったく聞く耳を持たないのは、不遇な存在だから仕方ない。零を演じる僕は、それを受け入れなきゃいけないんですよ。でもそれを音にするとなると、とてもしんどくて。セリフって会話で成り立っていくのに、零の場合は頑張れば頑張るほど空回りをしていく。作品的にも僕的にも、加減がわからずとにかく全力で殴っていかなきゃいけない。それに対して誰かが殴り返してくれればいいんですけど、あまりにも一方通行で、なんの戦いにもなっていないんですよね。それがもう、とにかくしんどかった(笑)。
沢:度が過ぎているから、みんな引いちゃうんだよね(笑)。
神:鬼太郎が珍しく目玉おやじに「父さん、僕は彼のことは許せません」って愚痴っていたくらいだから(笑)。
沢:小声で愚痴りましたから(笑)。
神:お芝居として成立しているんですけど、演じる側としてはなんの達成感もない回がずっと続きました。ですが、第75話『九尾の狐』ではいろんなことをわかった上での殴り合いになっていくので、ちゃんと熱量を持って言ったら、言い返してくれるという“会話”が成立した。やっと歯車が噛み合ったので、ようやく『鬼太郎』を楽しむことができましたね。ちゃんと最後の最後に、出口を用意してくださって感謝しています。

――零のエピソードは終わってしまいましたが、また『鬼太郎』に出演したいですか?
神:今回は7回だけの出演だったので、個人的にはもっと出たいとは思いましたが、これ以上関わっていたら鬼太郎たちと仲良くなってしまって、役の緊張感を保てなくなっていたかもしれません。なので7回の出演でちょうど良かったと思っています。それと石動零は孤独や卑屈な気持ちに支配された偏った意見を一方的に押し付けて、ひたすら空回りするだけの苦しい役柄だったので、僕の後ろ向きな性格と相まって実はやってる最中はとても辛くて楽しくはなかったんですよね。でも第75話ではやっと一方通行ではないセリフのやり取りができて、いろんなことが解消したのですごく楽しかったです。だからもしなにかの形でまた出演させていただけることになったら、今回の経験を踏まえた上で鬼太郎たちと違う関わり方ができるのかなぁと思います。トータルとしてはとても楽しかったと思います!

この他、 BOX6封入特典のブックレットには、沢城さんと神谷さんの鬼太郎ファミリーとの思い出や鬼太郎で印象に残っているキャラクターについてなど“鬼太郎ならでは”のインタビューが掲載!続きはBOX6封入のブックレットでお楽しみください!

 

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