映画『ゴーストマスター』「映画」を愛し、「映画」に呪われ、「映画」に人生を狂わされた、１２人の究極の映画バカたち。

【あらすじ】
とある “壁ドン”映画の撮影現場で、監督やスタッフからこき使われる、助監督・黒沢明。
名前だけは“巨匠”で“一流”だが、断れない性格で要領の悪い、B 級ホラーを愛するただの気弱な映画オタクだ。いつか自分が監督として撮ることを夢見て、書き温めていた脚本「ゴーストマスター」が心の支えで、常に肌身離さずに持ち歩いていた。
しかし、あまりに過酷すぎる撮影現場でうっ積した黒沢の不満と怨念のような映画愛がこの“脚本”に悪霊を宿し、撮影現場を血の海に変えていくが・・・

【以下プレスリリース文掲載】
第2回TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM準グランプリ受賞、ヤングポール監督作品『ゴーストマスター』が12月6日（金）より新宿シネマカリテ他にて公開となります。
本作はヤングポール監督の長編デビュー作でありながら、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭、プチョン・ファンタスティック国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭など海外映画祭への出品が続々と決定している異色作です。

『ゴーストマスター』の舞台は、低予算のキラキラ青春映画『僕に今日、天使の君が舞い降りた』の撮影現場。

この劇中映画のキャスト、スタッフ総勢12名のキャラクター特写を解禁いたします。

【助監督】黒沢明（三浦貴大）、黒沢の憧れの【女優】渡良瀬真菜（成海璃子）、劇中映画の【主演俳優】桜庭勇也（板垣瑞生）と【ヒロイン】牧村百瀬（永尾まりや）、【同級生役】石田謙信（原嶋元久）、【ベテラン俳優】轟哲彦（麿赤兒）とその【付き人】室井凡太（寺中寿之）。撮影スタッフ陣の【監督】土田太志（川瀬陽太）、【プロデューサー】柴田彰久（手塚とおる）、【撮影】松尾正平（森下能幸）、【照明】鈴木敦（篠原信一）、【録音】白石景子（柴本幸）。

極限まで「映画」を愛し、「映画」に呪われ、「映画」に人生を狂わされた１２人の究極の映画バカたち。

果たして、彼らのラストシーンに待ち受けるものとは・・・？

【ヒロイン】『僕に今日、天使の君が舞い降りた』のヒロイン・牧村百瀬（永尾まりや）。撮影現場で１番の売れっ子女優。プロデューサーからもチヤホヤされているが、自身の過密スケジュールにいつもイライラしている。

【主演俳優】劇中で撮影しているキラキラ青春映画『僕に今日、天使の君が舞い降りた』の主演俳優・桜庭勇也（板垣瑞生）。演じるからには“壁ドン”に本気で向き合いたく、とことん芝居を突き詰めるストイックな役者。しかし悪霊が乗り移り、モンスターと化してしまう。

【照明】照明・鈴木敦（篠原信一）。どんなに低予算な現場でも自分のギャラは何がなんでも死守する。仕事はお金の為と割り切っている。

【録音】録音・白石景子（柴本幸）。要領の悪い撮影現場に悪態ばかりつく毒舌家だが、映画学校卒業のガチガチのシネフィル。

【助監督】 “壁ドン”映画の撮影現場で殴る蹴るのパワハラと苛酷な過重労働に耐えながら奮闘する【助監督】黒沢明（三浦貴大）。映画界の大巨匠の同音異字の名前をずっとイジられてきた。トビー・フーパーを崇拝するホラー映画オタク。いつか自分で監督しようと「ゴーストマスター」というホラー映画の脚本を書き温めている。

【監督】監督・土田太志（川瀬陽太）。助監督の黒沢をこき使い、キラキラ青春映画なんてどれも一緒だと、さっさと撮影を終わらせたがっている。

【ベテラン俳優】ベテラン俳優・轟哲彦（麿赤兒）。大部屋俳優時代に真菜の父・渡良瀬弘を先生と慕い、昭和の時代から活躍し続けている名優。＜妖刀・村正＞で斬れないものはない。

【轟の付き人】ベテラン俳優・轟哲彦の付き人・室井凡太（寺中寿之）。いつ何時も、轟のそばを離れず、折りたたみ椅子と化粧道具を手放さない、この上なく従順な付き人。

【プロデューサー】プロデューサー・柴田彰久（手塚とおる）。撮影現場がどうなろうと、制作予算を安くあげて、自分の儲けを増やすことしか頭にない。

【撮影】撮影・松尾正平（森下能幸）。現場一筋４０年のベテラン、カメラマン。寡黙で淡々と撮影をこなすが、今では伝説と化している修羅場の現場を何度もくぐり抜けてきたらしい。

【女優】黒沢が憧れる【女優】渡良瀬真菜（成海璃子）。父親は昭和を代表するアクション俳優、渡良瀬弘。真菜はホラーやアクション映画には興味が無かったが、モンスター化した勇也と対峙した時、遂に彼女のアクションが覚醒する。

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【映画祭出品一覧】

第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭 Midnight X-Treme部門正式出品（スペイン）

第37回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭 Spamflix Asian Film部門正式出品（ベルギー）第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭 World Fantastic Red部門正式出品（韓国）第1回Be Afraid Horror Fest コンペティション部門正式出品（イタリア）第9回ザグレブファンタスティック映画祭 Thrills&Chills部門正式出品（クロアチア）

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三浦貴大成海璃子

板垣瑞生永尾まりや原嶋元久寺中寿之篠原信一

川瀬陽太柴本幸森下能幸手塚とおる麿赤兒

監督：ヤングポール脚本：楠野一郎ヤングポール主題歌：マテリアルクラブ「Fear」