【編集長の一言コメントあり】『ガールズ&パンツアー最終章4D ~第1話+第2話~』マスコミ向け完成披露試写会レポート

2019年10月11日(金)に全国の劇場にて『ガールズ&パンツアー最終章4D ~第1話+第2話~』が上映される。
これは映像に「匂い、水しぶき、風、座席の揺れ」を発生させる4DXの効果を合わせて作品上映するというもので、戦車アクションという独自のジャンルを築いた本作らしく、大変臨場感の高い仕上がりとなっている。またBC自由学園との戦いを通しで見られるため、劇場で彼女らの勇姿を忘れることなく楽しめるようになっている。

9月26日にはマスコミ向けに完成披露試写会が行われ、上映後は西住みほ役の渕上舞、河嶋桃役の植田佳奈、マリー役の原由実、安藤役の津田美波、押田役の安西知佳が登壇して舞台挨拶を行った。

【舞台挨拶】

『ガールズ&パンツァー』の4D作品は体験されたことはありますか?

渕上:4Dを体験したのは『ガルパン』が初めてで、体験させていただいたときは映画なのか、それともアトラクションかなという衝撃を受けました。手すりをしっかり掴まないと自分の体がずり落ちてしまうので、その時のアトラクション体験が衝撃でした。その他の4D作品とも比べてみても『ガルパン』は臨場感が違いましたね。ぜひこれを機に体験していただきたいです。

—最終章の1話と2話の上映ですが、4Dで楽しみなシーンや注目してほしいシーンはどこですか?

渕上:今回はBC自由学園がかなり活躍する話になっているので、マリー様のスイーツが楽しみです。甘い香りがするのかなって気になります。

植田:今回は桃が隊長となって色々指揮を執るんですが、戦車の中のシーンが魅力的なんじゃないかなと思います。今回4Dを調整されている方が元戦車乗りの方ということで、リアルな動きになるよう調整してくださっているかと思います。

原:戦闘のシーンで特に2話の決着が着く間際のシーンですかね。他のキャストさんが体感されているのを見て、こんなに座席が揺れるんだと驚いたんです。私も劇場で観たんですが、あそこの激しい戦闘シーンが楽しみです。

津田:劇場によっては雪や雨のシーンが体験できるとのことで、今作は私達も傘を指している場面もあるのでよりキャラクターの気持ちがわかるのかなと思います。私も体験してみたいですね。

安西:普通に見ていただけでもすごい臨場感なのに動くとどうなんだろう。本当にその世界に行って自分も戦っている感覚になれるんだろうかと思うんです。後は砂系の匂いが感じられるということなので、そこにいるから味わえる雰囲気が楽しみです。

—今作1話と2話を一緒に観られるのですが、そのあたりBC学園のチームはいかが考えていらっしゃるのでしょう?

原:私達は1話の中盤から後半に出てきて2話の冒頭で決着がつく形だったので、実際に見た時にあっという間に感じました。続けて見られるのは嬉しいですね。

—あんこうチームの注目シーンはなんですか?
渕上:今回は桃ちゃんが頑張ってくれているので、慣れないパンツァーフォーから家族の事情でお姉さんしているところから彼女の成長や心の動きを繋がりで見れるところかと思います。

植田:桃は残念ながら成績があまり良くないことから、大学に行くために隊長として頑張るんですが、新しく出会ったサメさんチームがなぜ桃を慕っているのかと言うのがこれから描かれるかと思いますので、そのへんを見ていただけると嬉しいです。

—最後に一言メッセージをお願いします
安西:4DXは今まで体験したことがないんですが、『ガールズ&パンツァー』で1話2話続けて楽しめるというのはうれしいなと思っています。どんな感じなのかさっき楽屋で話しをしていたんですが、「薔薇の匂いやエスカカルゴとか高貴な匂いがすると良いよね」って話していました。凄く楽しみにしています。ぜひ観に来てください。

津田:1話2話続けての上映とさらに4DXということですが、凛々しい自由学園が活躍しますので、もういちど4DXでも楽しんでいただければと思います。

原:私自身4DXを体験したことがないんですが、説明を聞く限りではそんなものまで新しい映像体験ができるんだと感動しています。だからこそBC自由学園の戦っている姿を堪能しつつ臨場感も味わうことができる作品に関われたことは役者として凄く嬉しいです。多くの人にご覧頂きたいと思います。

植田:戦車のシーンが沢山あるということで本当に臨場感あふれる一本になっていると思います。今まで観た方も新しく触れる方もアトラクション体験にぶっ飛んでしまうかもしれないです。是非楽しみにしていただけると嬉しいです。

渕上:今回MX4Dということで私は前作も見させていただいたのですが、衝撃がかなり強かったので是非これを未体験の皆様や前作も体験した方にもこのガルパンの世界に入って頂けたら嬉しいです。個人的にはボコミュージアムのシーンが印象深いシーンのひとつなので「雷いなくなれー」のところで光ると良いなと思っています。

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【劇場上映情報】

ガールズ&パンツァー 最終章 4D 〜第1話+第2話〜

上映日:2019年10月11日(金)〜
上映館:4DX :59館 MX4D:20館 
上映分数:本編98分 

製作:ガールズ&パンツァー 最終章 製作委員会
配給:ショウゲート

◇公式サイト:http://girls-und-panzer-finale.jp/
◇公式Twitter:@garupan

上映館(公式サイト) http://girls-und-panzer-finale.jp/theater/

(C)GIRLS und PANZER Finale Projekt

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【編集長の一言コメント】
ぶっちゃけこの日に初めて「第2話」を観に行ったんですよ。
先に4DXの感想を話すと、ガルパンと4DXの親和性の高さに驚いた!
前々からガルパンは特に4DXの作りが凄いというのは聞いていたけど、アニメというオーバーアクションの演出が求められる性質と、乗り物に搭乗するという感覚がマッチしているんで納得しましたよ。
ただ、一点気になったのが水しぶきの扱い方でさ。戦車が水たまりに入った時に水しぶきの演出が入るんだけど、みほみたいに戦車長が体を出している時に水しぶきがかかると鑑賞者は「みほと感覚を共有している」というのが分かるんだけど、誰も戦車から体を出していないのにかかると「あれ?戦車と感覚を共有しているのかな?」という不思議な気分になっちゃう。
これはガルパンに限らず4DX全体に言える話なんだけど、誰の視点に立っているのかわからなくなるのが気になってしょうがない。

で、第2話の話だけど、今回知波単学園が相手になるんだってね。
日本軍をモデルにしているせいか密林での戦いになるわけだけど、この作品を見る前に水木しげるさんの『総員玉砕せよ』っていう漫画を見といたら面白くなると思う。草木が生い茂っているせいでどこから玉が飛んでくるかわからないという恐怖を描いているんだけど、それを今作でも反映しているの。
あとこうした密林の戦いではいかに地形を意識して戦うかというのが重要になるんだけど、そこをちゃんと抑えてドラマにしている辺り、やっぱりこのスタッフはどうしようもないんだなぁと苦笑い。

BC自由学園もやられ方が『タイムボカンシリーズ』の三悪みたいなやられ方でさ、見てて面白くて良い味を出してるんだよね。マリー、安藤、押田はおそらく『ベルサイユのばら』のマリー・アントワネット、アンドレ、オスカルをモデルにしたんだろうけど、形勢逆転の展開が善玉に出し抜かれる三悪そのもので腹抱えて笑いましたよ。

コメディを意識しているのかマリーもかなり表情がギャグアニメのお嬢様っぽい良い表情筋になっているんで新キャラながら親しみがもてた!
一応PS4、Nintendo Switchでもゲームが出ていてこちらではBC自由学園のストーリもあるから予習しておくとより面白くなるので、抑えておくように。

あと桃の家族構成には色々突っ込みたくなりました!

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