一生涯、出会うことのなかったゴッホとヘレーネ。ふたりの間に芽生えた魂の絆とは?『ゴッホとヘレーネの森』ポスタービジュアル&予告編解禁

【STORY】
1890年に自ら命を絶ったゴッホ。生前は作品が評価される機会も少なく、死後は遺族がほとんどの作品を所有していたため、無名の存在に近かった。そんなゴッホの作品と出会い、個人収集家としては最大規模の300点(うち油彩は85点)を収集したのはヘレーネ・クレラー=ミュラー。オランダ有数の資産家であり、4人の子供の母でもあった彼女は、1906年頃から絵画のコレクションを始めた。彼女の興味はゴッホが影響を受けた画家たちにも広がり、一大コレクションは1938年にクレラー=ミュラー美術館として結実した。彼の作品を収集し美術館まで設立したある人物を通して、ゴッホの人物象と作品に迫るアート・ドキュメンタリー。

【以下プレスリリース文掲載】

ゴッホの世界最大の個人コレクター、ヘレーネ・クレラー=ミュラー夫人の目を通して、全く新しい視点でゴッホを描いた傑作ドキュメンタリー『ゴッホとヘレーネの森 クレラー=ミュラー美術館の至宝』が10月25日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国公開されることが決定いたしました。

美術史において最も偉大な画家のひとりとされるフィンセント・ファン・ゴッホ。その死後、ほぼ無名だった彼の作品に出会い、個人コレクターとしては最大規模の約300点を収集したのは、あるひとりの女性だった。彼女の名前はヘレーネ・クレラー=ミュラー。オランダ有数の資産家であり、4人の子どもの母でもあった彼女は、娘を通わせていた絵画教室で芸術に触れ、絵画コレクションを始めた。ゴッホ作品を中心とした、その一大コレクションは1938年にクレラー=ミュラー美術館として結実した。本作では、ゴッホが修業時代に書いた素描画から死の直前まで変化し続けた作風を、波乱の人生を重ね合わせて解説する。

この度解禁されたポスタービジュアルではゴッホの作品「曇り空の下の積み藁」とゴッホの自画像の目元部分が使用され、「世界ではじめて、ゴッホに恋をした―」というコピーと、映画の場面写真が下部にあしらわれている。畑に積まれた藁の塊の黄色と、大胆なタッチの筆遣いがゴッホらしさを感じさせるビジュアルとなっている。併せて解禁された予告編では、ゴッホに身も心も捧げた大富豪ヘレーネ・クレラー=ミュラーを通して、ゴッホの人物像と作品に迫っていく様子が描かれている。案内役としてヨーロッパを代表する女優ヴァレリア・ブルーニ・テデスキがゴッホゆかりの教会でゴッホとヘレーネふたりの間に芽生えた魂の絆について紹介し映画の世界へと誘っていく。
その他、クレラー=ミュラー美術館館長や、ヘレーネの伝記作家など関係者がヘレーネについての証言を話すシーンや、ヘレーネの直筆の手紙を朗読するシーン、ゴッホの絵画が修復され展示の設営準備を行う普段は目にすることのできない美術館の裏側の様子などが切り取られている。数々のゴッホの名画と共に、美術史において最も偉大な画家の一人、フィンセント・ファン・ゴッホの人物像と作品に迫った内容が垣間見える予告編となっている。

監督:ジョヴァンニ・ピスカーリオ
脚本:マッテオ・モネータ
音楽:レモ・アンツォヴィーノ
2018年/イタリア映画/伊語・仏語・英語/ビスタ/5.1ch/90分/英題:VAN GOGH – OF WHEAT FIELDS AND CLOUDED SKIES
協力:オランダ政府観光局
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
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http://gogh-helene.com/

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