映画『旅のおわり世界のはじまり』ロカルノ8000人の観客からの喝采に<前田敦子>感無量!

【以下プレスリリース文掲載】

平素よりお世話になっております。前田敦子主演、黒沢清監督の映画『旅のおわり世界のはじまり』が、ロカルノ現地8月17日(土)に<第72回ロカルノ国際映画祭のクロージング作品>として上映されました。映画祭の歴史の中で、日本作品がクロージング作品として招待されるのは初。

ロカルノ8000人の観客からの喝采に<前田敦子>感無量!

スイス南部のロカルノで開催中の『第72回ロカルノ国際映画祭』で現地時間8/17(土)夜(日本時間8/18(日)早朝)、

前田敦子主演、黒沢清監督の『旅のおわり 世界のはじまり』が、映画祭の代名詞であるメイン会場ピアッツァ・グランデで上映された。欧州最大といわれる巨大スクリーン(幅約26メートル、縦約14メートル)には、ウズベキスタンの美しい景色と、「愛の讃歌」を歌う前田敦子が映し出される。8000人の観客が集まった会場で、前田敦子と、黒沢清監督は、観客と一緒に作品を鑑賞。上映が終わると、会場のお客は前田敦子と黒沢清監督を万感の拍手で讃えた。世界有数の国際映画祭に初めて参加した前田と、世界中に根強いファンが多くいる黒沢清監督の前には多くの観客が駆け寄り、二人は現地深夜にも関わらず最後までファンとの交流を楽しんだ。前田は、「黒沢監督の横で自分の映画を観るのは初めてだったので感無量。改めて観ながら、撮影の思い出を一つずつ振り返った。黒沢監督とご一緒していなければ、こんな素晴らしい体験はできない。本当に感謝している」と述べ、黒沢監督は舞台上で「日本での映画製作に行き詰まりを感じていた時に、この映画のお話をいただき、まるで合宿のように楽しく撮影した時のことを思い出した。映画作りは世界共通なのだと実感し、毎日ウズベキスタンの製作スタッフと和気藹々と撮影に励んだが、こうやって国際映画祭のクロージング作品に選ばれると分かっていれば、もう少し真剣に製作したのに」と悔しそうに回顧すると、会場からは大きな笑い声が湧いた。また上映後の日本メディアの取材時、黒沢監督としては前田さんとの2度目の共同作業について一部メディアから聞かれると、「これに懲りずに、また新しい映画で、皆さんが知らない前田敦子を引き出したいと思っています、今から楽しみにしていてください」と、コメント。それを聞いた前田も「こんな素晴らしい映画祭で最後にこんな嬉しい言葉を聞けて光栄です」と恐縮しきりだった。

本作のスイス配給会社・トリゴン・フィルムの代表は「本作は、まさに国際映画祭を象徴した映画であり、世界各地で直面する文化の壁を、比喩的に表現した素晴らしい作品。平和を祈る作品として、より多くの人が観るべきだ」と述べ、現地の反応に大きな手応えを感じていた。天国に近い映画祭と言われるイベントだけに、多幸感に満ちた上映となった。

『旅のおわり世界のはじまり』は全国絶賛公開中!また 8月23日(金)より、テアトル新宿にて凱旋上映が決定! さらに8月23日(金)16:00の回上映終了後には、前田敦子と黒沢清監督のトークイベントも実施します。

第72回ロカルノ国際映画祭 2019年8月7日~8月17日 (スイス・ロカルノ現地日程)

1946年に設立され、今年で第72回目を迎えるロカルノ国際映画祭は、スイス

南部のティチーノ州ロカルノで毎年8月に開かれる国際映画製作者連盟公認の映画祭。 ロカルノはイタリアのミラノから車で約2時間の距離にあり、アルプス山脈の麓にあり、森や湖などの大自然に囲まれたスイスを代表するリゾート地。国際映画製作者連盟が公認するコンペティション形式の国際映画祭として、12部門で25の賞と賞金の授与が行われている。
毎年8月上旬の会期中には、11日間で来場者16万人、メディア1千人、業界関係者3千人が世界中から集う。また、ロカルノ映画祭の代名詞でもある野外上映会ピアッツア・グランデは、収容人数8千人の世界最大スクリーンをもつ。

『旅のおわり世界のはじまり』
監督・脚本:黒沢 清
出演:前田敦子、加瀬 亮、染谷将太、柄本時生、アジズ・ラジャボフ
配給・宣伝:東京テアトル
(C)2019「旅のおわり世界のはじまり」
製作委員会/UZBEKKINO
公式HP: tabisekamovie.com

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