30周年を迎えてなお、“今”が一番輝いている稀有なバンド the pillows山中さわおが生み出す、心熱くなる青春物語が誕生。 映画「王様になれ」予告編解禁

<STORY>
カメラマン志望の神津祐介(岡山天音)はひとり暮らし。父親を亡くし独りになったときに気にかけて呼んでくれた叔父の大将(オクイシュージ)のラーメン屋で働いている。父の影響で始めた写真にのめり込みプロのカメラマンを目指すも、夢を叶えるには現実は厳しく苛立ちと焦りにさいなまれながら過ごす日々。客としてラーメン屋に訪れた藤沢ユカリ(後東ようこ)は、昔、大将が在籍していた劇団の後輩だった。ユカリにほのかな想いを寄せる祐介は、ユカリが着ていたTシャツのキャラクターからthe pillowsの存在を知り、初めて足を運んだライブ会場でユカリの姿をみかけ、話すきっかけを得る。「カメラマンかそっか。じゃ聴きまくったほうがいいかもね。もしかしたら必然かも、ピロウズと出会ったの」。ユカリとの距離を近づけるにつれて、祐介はthe pillowsの魅力にもどっぷりはまっていく。

カメラマンとして崖っぷちの自分を奮起させるべく、the pillowsのライブ撮影を行うカメラマン 虻川塁(岡田義徳)の存在を知り、祐介は虻川に弟子入りを直談判。THE KEBABSの現場でライブ撮影するというチャンスを掴んだ。そして楽屋にthe pillowsの山中さわおの姿をみつけて興奮する祐介。ようやく自分の夢に向かって一歩踏み出した祐介を鼓舞するユカリ。

「だって始まるんでしょ。祐介くんの第二期がここから」

病院。ユカリは生まれつき心臓が弱く、故郷の秋田から東京に出てきていろいろな葛藤を抱えながら生きてきた。検査の結果、手術が必要であることを宣告されるが、胸を開くことに戸惑い迷う。兄の明彦(阿部翔平)からも手術を勧められ、これを機に秋田に戻ることを促される。

虻川に呼び出されて行ったバーで、祐介は同期で今売れっ子のカメラマン・西小路健(岩井拳士朗)に久しぶりに再会し、屈辱的な扱いを受け嫉妬心に苛まれる。微かな可能性に必死に食らいつこうともがく祐介と、自分の人生の岐路に不安を抱えるユカリ。徐々に心のすれ違いが生まれ、些細なことでぶつかり合うふたり。

虻川の強い推薦で、祐介は山中さわおが主宰するレーベルに所属するバンド、THE BOHEMIANSの撮影を任される。しかし祐介は、事前の打ち合わせとは違うアートな仕上がりの写真を撮影してしまい、山中から罵倒されてしまう。虻川からも撮影に向き合う姿勢を問われる。

「ごまかしてんじゃねえよ。逃げたんだろうが。失敗ビビッて自分変えちまったんだろうが」。

繁華街を彷徨い、見知らぬカップルと喧嘩し腹を蹴られ路上にうずくまる祐介。失望感に溢れ、臆病に支配され、現実と向き合えず逃げてばかりいる自分と葛藤する祐介。

孤独、絶望、そこから自分なりのやり方を貫いて抜け出そうともがく祐介。腕を上げ、虻川に評価される写真を撮影できるようになった祐介に、虻川は再びチャンスを与えるため、山中に掛け合う。ユカリは祐介に自分は身体が弱いことを告白し、その現実から目を逸らしていたが、祐介と出会ったことで自分と重ねてみるようになり、手術を受けることを決心したと手紙に綴る。

「いつか祐介くんがピロウズと出会ったのは必然だって言ったの覚えてる? わたしにとっては祐介くん、あなたでした」。

病院に向かって駆け出す祐介。病室にたどり着き、眠っているユカリに今の思いを語りかける。

祐介はライブ会場の控室でthe pillowsのメンバーと再会する。「良い写真頼むよ」と笑顔を浮かべる山中。大観衆の熱気が満ち溢れるステージ前でカメラを手に持ち、虻川と共に待ち構える祐介。会場の明かりが暗転し大歓声が沸き起こる。袖からステージへと進むthe pillowsの3人。必死にthe pillowsの姿を追いかけシャッターを切り続ける祐介。

手術台のユカリ。頭上のライトが一斉に灯る。

それぞれの人生の新たな第一歩を踏み出した祐介とユカリ。意を決して歩き出し、辿り着いた最高の場所で再会を果たしたふたりは...。

【以下プレスリリース文掲載】

新たなバンドの足跡を刻むthe pillowsが選択した「映画」という表現方法
1989年9月16日結成。浮き沈みの激しい日本のロック・シーンで自分たちのやり方を貫いて、「BUSTERS」と呼ばれる熱狂的なファンと、ミュージシャンから絶大なリスペクトを集めるバンド、the pillows。山中さわお(ボーカル・ギター)、真鍋吉明(ギター)、佐藤シンイチロウ(ドラムス)の3人。今年30周年のアニバーサリーイヤー・プロジェクト「Thank you,my highlight」の一環として制作されたのが映画『王様になれ』である。

ドキュメンタリーではなくオリジナル・ストーリーに挑んだ理由は
これまで結成15周年と25周年のタイミングでトリビュート・アルバムをリリース。幅広いアーティストたちとの固い絆を具現化し、20周年では日本武道館公演を即日ソールドアウトにするなど、節目ごとにthe pillowsらしい足跡を残してきたが、30周年を前にリーダー山中さわおはファンに向けて「絶対キミたちが想像していない面白いことをやります」と宣言した。2019年に向けたカウントダウン・ライブで全貌を明らかにしたのが、ドキュメンタリー・フィルムではなくロック・バンド発の完全オリジナル・ストーリーの映画を作るということだった。その理由を山中は「他のバンドがやってないことをやってみたいという欲があった。そして後世に「the pillowsってどんなバンドだったのか」っていうのを残すのに、CDとライブ映像はあるとして、そうではない側面を知ってもらいたいということで、主人公はthe pillowsが好きな男の子という設定なんだ」と語った。

the pillowsの音楽的世界観を紡いだ物語を描くために結集した才能たち
山中さわおが手掛けた原案を、脚本化し監督を務めたのがオクイシュージ。俳優であり舞台演出家で劇団の主宰、昨今は大人計画の松尾スズキ作品への出演も多いオクイは、山中と長い付き合いがあり、今回初めてメガホンを取ることとなった。そのほか『火花』、『ナラタージュ』などを手掛けた撮影:福本淳×照明:市川徳充をはじめとする映画スタッフが結集。挿入歌&主題歌で流れるthe pillowsの数々の名曲のみならず、劇伴も山中さわおが担当し物語を鮮やかに彩る。若手演技派俳優として注目を集める岡山天音がもがきつづける主人公をエモーショナルな魅力で演じ、祐介が弟子入りを懇願するカメラマン・虻川塁を個性派俳優の岡田義徳が好演している。そしてthe pillowsのメンバーはもちろん、豪華アーティストたちがこの物語を描くのに欠かせない「本人役」で出演する。

ゆかりのゲスト・ミュージシャンも物語を盛り上げる登場人物に
GLAYのTERUとJIROは劇中「ピロウズ30周年記念アコースティックライブ」のシーンでカバー曲「スケアクロウ」を演奏している。JIROはthe pillows15周年トリビュート盤にも参加し、山中とTHE PREDATORSとしても活動中だ。ELLEGARDENで15周年トリビュート盤に、Scars Boroughで25周年トリビュート盤に参加した高橋宏貴もTHE PREDATORSとして活動中、劇中でも山中を加えたTHE PREDATORS 3人で登場するシーンがある。ストレイテナー(15周年トリビュート盤に参加)のホリエアツシは劇中でカバー曲「ストレンジ カメレオン」を演奏、カヤマシンペイと日向秀和は主人公とヒロインが初めて出会うラーメン屋のシーンに登場する。佐々木亮介(a flood of circleで25周年トリビュート盤に参加)と田淵智也(UNISON SQUARE GARDENで25周年トリビュート盤に参加)は、新バンドTHE KEBABSとして劇中でライブ演奏と演技を披露している。SHISHAMOの3人はthe pillowsへのリスペクトを公言し対バン経験もあり、劇中では撮影シーンのモデル役。the pillowsの「TRIP DANCER」のカバーでも記憶に新しい藤田恵名。そして山中が主宰する「DELICIOUS LABEL」に所属するnoodlesのyokoとRadio Carolineの楠部真也は、山中とCasablancaで活動中で劇中でも3人で演奏するシーンがある。THE BOHEMIANSの5人、シュリスペイロフの宮本英一も大事なシーンに出演するなど、the pillows 30年のキャリアで培われた縁が劇中でも遺憾なく描かれている。

届け、この想い...BUSTERSへ、そして音楽と映画を愛するすべての人たちへ
この映画の奇跡的なところは、the pillowsというバンド自身から生まれた企画、シナリオであり、そしてthe pillowsと縁の深い後輩バンドたちが登場するという作品でありながら、その魅力が琴線に触れる対象がBUSTERS(=the pillowsファン)に留まらない、普遍的な青春物語として成立しているという点だ。バンド結成以来、さまざまな困難や不条理にぶつかり、思い通りにならない評価に苛立ち、崖っぷちに追い込まれても、自分たちの納得するやり方を貫いて、孤独や葛藤とひとつひとつ向き合いながら、とびっきり居心地の良い地平に辿り着いたthe pillows。そのスタイル、生き様に励まされ共感してきたBUSTERSやバンドたちが一緒になって描かれるこのストーリーは、誰もが自分の抱える不安や焦りと向き合うときの感情と限りなく近いからこそ、代え難い感動を呼び込むのだろう。その一端はクランクイン当日から早くも垣間見られた。2019年3月17日、the pillows最新ツアーのファイナル公演終了直後に「映画撮影を行いたい」と呼びかけた山中さわおに対して、Zepp Tokyoを埋め尽くした数千のBUSTERSがほぼ全員居残り、助監督からの要望に驚くほどのクオリティで応えたのだ。初めての経験だろうに、それでもこの映画を少しでも良いものにしたいという想いが成し遂げた奇跡。そのシーンを目の当たりにして、ぎゅっと胸を締め付けられた。たくさんの想いが結集して完成した『王様になれ』という切なくも勇気に満ち溢れた物語。「後世にどんなバンドだったかを残したい」と願ったthe pillowsの新たな夢は、必ずや音楽と映画を愛する多くの人たちの胸の奥底に届くかたちで叶うに違いない。自分を貫こうとするときにぶち当たる孤独、葛藤、その先に微かにみえる光を描き、誰もが自分の「王様になれ」というメッセージがつまった青春物語が完成!

<CAST> 
岡山天音 Amane Okayama / 神津祐介役
1994年6月17日生まれ、東京都出身。2009年、「中学生日記 シリーズ・転校生(1)〜少年は天の音を聴く〜」で俳優デビュー。主演映画『ポエトリーエンジェル』(17)で高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞。17年放送のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で漫画家新田啓輔役を好演。最近の主な出演映画は『帝一の國』『おじいちゃん、死んじゃったって』『愛の病』『空飛ぶタイヤ』『オズランド』『銃』『テロルンとルンルン』(18)『きばいやんせ!私』(19)など。「I”s 」(スカパー!)、3月29日放送「週休4日でお願いします」(NHK総合)、5月放送「ヴィレヴァン!」(名古屋テレビ)など主演ドラマが続いているほか、7月に上演される「ビビを見た!」で舞台にも挑戦するなど活躍の場を広げている。

後東ようこ Yoko Goto / 藤沢ユカリ役
1987年1月4日生まれ、神奈川県出身。
劇団「SNATCH」所属。出演及び、チラシデザインを手掛ける。演劇ユニット「PUNK BANK」でも活動中。野田地図「エッグ」(12)、プロペラ犬「やわらかいパン」(13)、国産第1号「バイコーン」(14)、TBS主宰「俺節」(17)等の舞台作品やワコール企業CM「女性の人生は下着とともに(出産編)」等に出演中。J-WAVE「LAUGHSKETCH」やTVCM等の趣のあるナレーションも好評を博す。

岩井拳士朗 Kenshiro Iwai / 西小路健役
1992年9月24日生まれ、鹿児島県出身。男性向けファッション誌「chokichoki」での活動をきっかけに芸能界デビュー。2013年「49」でドラマ初出演し2015年放送のNHK連続テレビ小説「まれ」、2017年月9ドラマ「コード・ブルー」、2018年月9ドラマ「SUITS/スーツ」などに出演。映画『サクラダリセット』にて映画初出演後は『走れ!!!T校バスケット部』(18)や『アウト&アウト』(18)、『いなくなれ、群青』(9月6日公開予定)など活躍の場を広げている。

奥村佳恵 Kae Okumura / 曽田役
1989年生まれ、大阪府出身。蜷川幸雄に見出され、音楽劇「ガラスの仮面」(08)でヒロインのライバル役に抜擢。「エンゼルバンク〜転職代理人」(10/EX)へのレギュラー出演を皮切りに、「赤い糸の女」(12/THK)で、ヒロインの友人役を演じ注目を集める。『スープ〜生まれ変わりの物語〜』(12/大塚祐吉監督)で映画デビュー。主に、舞台を中心に活躍を広げる。近作に映画『あの日のオルガン』(19)など。

平田敦子 Atsuko Hirata / モデル役
東京都出身。唯一無二の個性的なビジュアルとキャラクターで、舞台、映像問わず多くの作品で圧倒的な存在感を発揮している。最近の主な出演作に、舞台「世界は一人」、「命売ります」、「ニンゲン御破算」、TV「家政夫のミタゾノ」(EX)など。

村杉蝉之介 Seminosuke Sugimura / 古志野役
1965年9月7日生まれ、群馬県出身。94年より大人計画に参加し、TV・映画・舞台など様々な作品に出演。主な出演作は、舞台「キャバレー」「業音」「さらば!あぶない刑事にヨロシク」「ニンゲン御破算」「愛犬ポリーの死、そして家族の話」「キレイ―神様と待ち合わせした女―」(2019年12月~)、NHKドラマ連続テレビ小説「あまちゃん」「みをつくし料理帖」「だから私は推しました」(7/27~OA)(以上NHK)、「ボク、運命の人です。」「ラブリラン」(NTV)、「執事 西園寺の名推理2」(TX)、映画『マエストロ!』『空飛ぶタイヤ』『麻雀放浪記2020』『108~海馬五郎の復讐と冒険~』(今秋公開)など他多数。また、パンクコントバンド「グループ魂」の“バイト君”としても活躍している。

野口かおる Kaoru Noguchi / 里子役
1976年5月6日生まれ、千葉県出身。1999年に舞台「爆笑ゴミ問題」、「安天門」に出演。その後「晩秋」、「アトムへの伝言」、「リボンの騎士」、「犬夜叉」など多くの舞台で活躍。2013年から放送されているNHKBSプレミアム「おとうさんといっしょ」ではキャラクター、ポッポを演じている。2018年にはミュージカル「アメリ」に挑戦した。映画出演は『舞妓Haaaan!!!』(07)、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12)、『王妃の館』(15)など。誰からも愛される独特の雰囲気とキャラを武器にトークバラエティ番組などへの出演も増えている。

岡田義徳 Yoshinori Okada / 虻川塁役
1977年3月19日生まれ、岐阜県出身。主な出演映画は、『神様のカルテ』(11)、『愛を積むひと』(15)、『セーラー服と機関銃-卒業-』(16)、『アイアムアヒーロー』(16)、『コンフィデンスマンJP』(19)、『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開予定)、『3人の信長』(9月20日公開予定)、『生理ちゃん』(2019年公開予定)がある。TVドラマは、「終の棲家」(14/NHK BSプレミアム)、「マザー・ゲーム ~彼女たちの階級~」(15/TBS)、「ちゃんぽん食べたか」(15/NHK)、「探偵の探偵」(15/CX)、「はぶらし/女友だち」(16/NHK BSプレミアム)、「主婦カツ!」(18/NHK BSプレミアム)、「イジューは岐阜と」(18/メ〜テレ)「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」(19/TX)など。

●監督・脚本:オクイシュージ Shuji Okui
1966年8月12日生まれ、大阪府出身。1985年に『劇団青年座養成所』に入所し、舞台役者としてデビュー。劇団「TEAM僕らの調査局」に所属した後、劇団「permanent mONKEY’S」を主宰し、2000年まで活動。劇団「ワンダフルズ」ではオクイプレジデント名義で脚本・演出を手掛け、2010年には舞台ユニット「国産第1号」を立ち上げる。2011年からは若手劇団「SNATCH」のオーガナイズも担当。他にも「QC3000」「プロペラ犬」などといった劇団ユニットでも演出を手掛ける。また、「ふくすけ」「マシーン日記」「キレイ」等、松尾スズキ演出の舞台に数多く出演している他、テレビやラジオでも活動している。

(コメント)
バンドのアニバーサリー映画と言えば軌跡を追ったドキュメンタリー、または実話に基づいたストーリーが常ですが『王様になれ』はバンド結成30周年を記念した完全オリジナルストーリー。これは前代未聞のことではないでしょうか。ピロウズ30年の重みと前代未聞のカップリングに背骨が折れそうな思いですが、強力なキャスト・スタッフ、そしてバスターズの皆さんと共に、草の根一本残らぬとこまで、持てる力を全てぶつけて挑みたいと思っています。

●プロデューサー:三宅はるえ Harue Miyake
大阪府出身。映画「LOVE MY LIFE」(06/川野浩司監督)以降、国内外を問わず人間に焦点をあてた作品のプロデュースを手がける。近年の主な作品に『イン・ザ・ヒーロー』(14年/武正晴監督)、『最後の命』(14年/松本准平監督)、『at Home アットホーム』(15年/蝶野博監督)、『世界は今日から君のもの』(17年/尾崎将也監督)、ベルギー/フランス/カナダ合作映画『Le Cœur régulier(邦題:KOKORO)』(17年/Vanja d’Alcantara監督)、『あの日のオルガン』(19年/平松恵美子監督)など。公開待機作に『閉鎖病棟-それぞれの朝-』(19年11月/平山秀幸監督)、日米合作映画『AINU MOSIR』(福永壮志監督)などがある。

●撮影:福本淳 Jun Fukumoto
1964年生まれ。神奈川県出身。故・篠田昇氏に師事し、『LOVE LETTER』、『スワロウテイル』などで撮影助手を務めた後、独立。行定勲監督作品で撮影を担当することが多く、『贅沢な骨』(01)、『きょうのできごと a day on the planet』(03)、『今度は愛妻家』(09)、『うつくしいひと』(16)など。またその他に海外の作品も多く、『TOKYO! Shaking Tokyo』(08)、『ワイルドスピード3 TOKYO DRIFT』(06)、『HACHI』(09)日本編セカンドユニットなど。近作として『海月姫』(14/川村泰祐監督)、『HiGH&LOW THE RED RAIN』(16/山口雄大監督)、『ナラタージュ』(17/行定勲監督)、『火花』(17/板尾創路監督)、『凪待ち』(19/白石和彌監督)などがある。

●照明:市川徳充 Tokuju Ichikawa
1966年生まれ。愛知県出身。立命館大学在学中より自主映画の制作に加わり、撮影を担当。ライティングの魅力に惹かれ、プロの世界へ入る。『蝉祭りの島』(00/横山浩幸監督)で照明技師デビュー。代表作に『きょうのできごと a day on the planet』(04/行定勲監督)、『トウキョウソナタ』(09/黒沢清監督)、『TOKYO! Shaking Tokyo』(08/ポン・ジュノ監督)、『なくもんか』(09/水田伸生監督)、『パレード』(10/行定勲監督)、『映画 鈴木先生』(13/河合勇人監督)、『海月姫』(14/川村泰祐監督)、『シェル・コレクター』(16/坪田義史監督)、『ナラタージュ』(17/行定勲監督)、『火花』(17/板尾創路監督)、『凪待ち』(19/白石和彌監督)などがある。

●録音:西山徹 Toru Nishiyama
1972年生まれ、新潟県出身。日本映画学校を卒業後、山田洋次監督『隠し剣鬼の爪』『武士の一分』『母べえ』『おとうと』『東京家族』、中村義洋監督『チーム・バチスタの栄光』『怪物くん』など多くの作品に助手として携わる。2013年、中村義洋監督『みなさん、さようなら』にて、録音技師としてデビュー。以降の作品に、『百瀬、こっちを向いて。』(14/耶雲哉治監督)、『闇金ウシジマくん Part2』(14/山口雅俊監督)、『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(15/中村義洋監督)、『闇金ウシジマくん Part3』(16/山口雅俊監督)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(16/山口雅俊監督)、『あの日のオルガン』(19/平松恵美子監督)などがある。

●編集:鈴木理 Osamu Suzuki
1979年生まれ、栃木県出身。『オース! バタヤン』(13/田村孟太雲監督)で編集技師としてデビュー。主な作品歴に『ヨコハマ物語』(13/喜多一郎監督)、『ベイブルース 25歳と364日』(14/高山トモヒロ監督)、『最後の命』(14/松本准平監督)、『先輩と彼女』(15/池田千尋監督)、『at Home アットホーム』(15/蝶野博監督)、『鉄の子』(16/福山功起監督)、『MY FIRST STORY Documentary Film -全心-』(17/木村和亮監督)、『Laika』(18/今関あきよし監督)、『放課後戦記』(18/土田凖平監督)、『YOU達HAPPY映画版 ひまわり』(18/杉本達監督)などがある。

『王様になれ』
岡山天音
後東ようこ  岩井拳士朗  奥村佳恵  平田敦子
村杉蝉之介  野口かおる  オクイシュージ / 岡田義徳
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TERU(GLAY) JIRO(GLAY) ホリエアツシ(ストレイテナー) THE KEBABS
ナカヤマシンペイ(ストレイテナー) 日向秀和(ストレイテナー) 高橋宏貴(ELLEGARDEN) SHISHAMO
Casablanca THE BOHEMIANS 宮本英一(シュリスペイロフ) 藤田恵名 有江嘉典
the pillows

原案・音楽:山中さわお
監督・脚本:オクイシュージ
エグゼクティブプロデューサー:山口幸彦 三浦一城
プロデューサー:三宅はるえ 
アソシエイトプロデューサー:山内拓哉 新井千絵
撮影:福本淳
照明:市川徳充
録音:西山徹
編集:鈴木理 
装飾:徳田あゆみ
スタイリスト:阪上秀平
ヘアメイク:外丸愛 
音響効果:勝亦さくら
助監督:市原直
制作担当:星野友紀
企画:バッド・ミュージック・グループ音楽出版
制作プロダクション:ブースタープロジェクト 
宣伝協力:キングレコード
配給・宣伝:太秦
協賛:uP!!!ライブパス
製作:『王様になれ』フィルムパートナーズ 
2019年/115分/カラー/ビスタ/5.1ch 
(C)2019『王様になれ』フィルムパートナーズ
ousamaninare.com

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