【東京ディズニーリゾート】逃げ出したフォーキーを探し出せるか!?『トイ・ストーリー4』新イベント体験レポート

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<取材・文:畑史進>

東京ディズニーランドでは6月14日から9月1日の3ヶ月間の間、7月21日公開の『トイ・ストーリー4』にちなんだイベント「ファンタイム・ウィズ・トイ・ストーリー4」が催されている。このイベントは『トイ・ストーリー4』に新登場するキャラクターのフォーキーがディズニーランド内に逃げ出したというストーリーで、フォーキーはパーク内の様々な場所で自由を謳歌している。

ゲスト(お客さん)は、専用のパンフレットをヒントにウッディの帽子を持って遊んでいるフォーキーを見つけ出して、パンフレットのヒントに従ってあるメッセージを割り出すという、ある種の脱出ゲームに近い内容となっている。見事メッセージを解読することができたら、近くのキャスト(従業員)にそのメッセージを伝えるとオリジナルのステッカーが貰えるので、興味のある人でこの期間にディズニーランドに訪れる予定のある人は体験してきてはいかがだろう。

今回、初日の6月14日に、車椅子に乗った片義足のジャンクハンター吉田と共にイベントに臨んだ。この日の天候は晴れのち曇りで半袖でも過ごしやすい天候ではあったが、腕は真っ赤に日焼けするほどの日差しで、総重量80kg近くの重たい車椅子を押して二人三脚で逃げ出したフォーキーを探すのは大変ではあるものの、貴重な体験となった。今回はその模様を交えながらお話しよう。

イベントパンフに表記されているマップには幾つか星が点在しており、この近辺にフォーキーがいるという。最初に向かったのは入口から最も近い所、ワールドバザールを抜けてシンデレラ城を見晴らせる広場を右手に行ったところの花壇。ここに花とたわむれるかのようにフォーキーが奥の方にぽつんと佇んでおり、参加した多くの人にとって最初に遭遇することになるフォーキーだろう。





その後はカウボーイ人形のウッディと非常にマッチしたエリアのウェスタンランドに星があるのでここにウッディの帽子をもって遊んでいるであろうとふんで向かってみる。実際にランドで遊んだことのある人ならわかると思うが、広場からウェスタンランドまではそれなりに距離があり、80kgの吉田を押して移動すること自体、体力的に問題はないものの中々に重たい作業だ。その上、周囲の人に迷惑にならないように通行するにはそれなりに神経を尖らさなければならない。この日は平日の金曜日ということもあってか混雑より少し穏やかな混み模様という具合で、ウェスタンランドまでは広い道でスイスイ移動することができた。加えてランドは坂道が少ない、平坦な地形のため非常に車椅子の人にとっても楽しみやすいテーマパークなのだと改めて実感した。

そうこうしているうちにウェスタンランドに到着。ビッグサンダーマウンテン近くのレストランの入口付近にぽつんと、手を広げて佇んでいるフォーキーを確認できた。残念ながらウッディの帽子を持っていないので、これもターゲットではないようだ。



その向かいの方には、『トイ・ストーリー4』を記念するかのように設置された木彫りで制作されたキャラクターたちがあしらわれた人形が吊るされた看板がフォトロケーションとして用意されている。木彫りで作られたキャラクターたちはデフォルメグッズでも見かけないようなユニークなデザインとなっているので、近くを通ったら記念撮影をしておくといいだろう。



さて、それからというもの残りのフォーキーを探すために80kgの吉田を車椅子で押しながら、マップを見ながら自分の記憶にあるディズニーランドの構造を頼りにアドベンチャーランド、ファンタジーランド、トゥーンタウン、トゥモローランドを練り歩く。時間は既に12時を回って、燦々と照りつける太陽が車椅子を押す腕を焼き付ける。幸運なことに全てのフォーキーを見つけたのは14:30頃。これを聞くとかなり時間の掛かるイベントだなと及び腰になってしまうかもしれないが、実際はスムーズに見つけることができれば2時間もかからないようなものなので、ファストパス等の待ち時間の間の暇つぶしかつ近くに遊びに来たついでに捜索するのがベストだろう。

実はイベントパンフレットの地図で示されているフォーキーの居場所を示す星のマークは、「その近辺にいる」ことだけしかわからない。馬鹿正直に星の場所を探していても見つけることはかなり難しい。もちろん意地悪な場所に隠されているわけではない。だからといってフォーキーの居場所をこの場で教えることはできない。そこで探し当てるための最低限のヒントを、車椅子を押していることから気づいた点を交えて紹介しよう。



まずは「人の手の届かない箇所にいる」ということ。当たり前のことだが、フォーキーは建物の屋根の上や花壇の柵の向こうなど安易にいたずらされないような場所に佇んでいる。そして「付近で多くの人がカメラを向けている様子」があったらフォーキーの可能性があるかもれない。先も書いたようにフォーキーは人の手の届かない場所におり、カメラを向けている先が花壇や、ショーケースなど着ぐるみキャラクターが立てるような場所でなかったら「もしかしたら」と思ってそちらに向かっていってみると良いだろう。

そういった人混みもなく、星の位置に惑わされてしまいどうにもわからなくなってしまったなら「ベビーカー置き場や列の発生しやすいアトラクション近辺、狭い通路には彼はいない」と頭に入れておくと探しやすくなる。これは車椅子を押して移動している側からすると、パーク側の配慮が行き渡っている良い内容になっていると感じられた。また、比較的目線が低い位置に設置されているのも良いポイントだ。せっかく見つけたにもかかわらず高いばかりに目が届きづらいというのは悲しいもので、撮影するのにも高い場所はともかく、多くが子供や車椅子利用者にとって多くのフォーキーが目線と同じか低い位置に存在しているのは撮影する時に平等に良いアングルが撮影できるのは嬉しいことだろう。

車椅子の取り回しもあって相当な時間を費やして全てのフォーキーを見つけるミッションを終えた我々はお腹も空いたので、とあるメニューを食すためにディズニーシーに向かう。7年ぶりにディズニーシーに入園して実感したのは、このパークはテーマの都合上致し方ないが坂道が非常に多い。8時間近く車椅子を押した身としてはこれほど体が辛いものはない。現に翌日は体中に尋常じゃないほどの倦怠感と疲労感が残って、今もなお太ももに筋肉痛と闘いながらこのレポートを書いている。電動車いすもあることはあるが、手動よりも全て電動にしたほうが良いのではないかと思った。

そんな愚痴はさておいて、わざわざディズニーシーにやってきたのも理由がある。この「ファンタイム・ウィズ・トイ・ストーリー4」の期間中は、一部飲食店で『トイ・ストーリー4』にちなんだ料理が提供されている。我々2人はアップダウンの激しい道のりを乗り越えて(主に体力的なダメージを僕が負っているが)、「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」に向かい「スペシャルプレートセット」と「ストロベリーゼリーメロンソーダ」と「練乳ムース&オレンジマンゴークリーム」を注文。巨体を乗せた車椅子を5時間以上押し続けた上、実に10時間ぶりの食事ということもあってこの日のコラボフードはこれまでの取材とは格別に美味しいように感じられた。



最初に手をつけたのは「スペシャルプレートセット」。この近くには映画『インディージョーンズ』のアトラクションがあり、作中に出てくるウッディもジョーンズ博士と同じウェスタンハットを被っているからだろうか、皿の上にはウッディの顔の形をした「カレーピラフ」が盛り付けられている。その他にはサラダやとんかつ、黒豆入りのホワイトソース、骨付きウィンナーがあり、大変バラエティに富んでいる。「ウッディピラフ」はカレーの風味が他に盛り付けられているサラダやとんかつ、ホワイトソース、骨付きウィンナーの味を邪魔しないよう程良く味付けされている。加えて、こぶりながらもしっかりと詰められているせいか、見た目よりもボリュームがある。そしてプッシュしたいのがとんかつ。こちらはホワイトソースにつけて食べるのだけど、ホワイトソースの甘みがとんかつの油っこさを軽減しており、たいへん食べやすくなっている。このホワイトソースをかけたとんかつからカレー味の「ウッディピラフ」へのコンボにより食欲が促進され、舌から鼻孔に心地いい感覚を味あわせてくれた。また、この「スペシャルプレートセット」を注文するとフォーキーの手作り体験ができるキットが付いてくる。無くなり次第終了ということなので、フィギュアやぬいぐるみでは味わえない「本物の」フォーキーを手に入れたいのなら、注文をためらうことはナンセンスだ。



「ストロベリーゼリーメロンソーダ」はおそらく作中に登場する「エイリアンたち」をモチーフにしているのだろう。とても濃厚で不思議な触感をしており、ある種のゼリーが好きな人にとってはたまらない一品になっている。カップも『トイ・ストーリー』シリーズに出てくるおもちゃ達のデフォルメ化された絵があしらわれており、飲んだ後は持ち帰りたくなるようほど可愛いデザインとなっている。ストローから味わうと濃厚なストロベリーの味を炭酸と共に味わえるが、蓋をとってコップに口づけて飲んでみるとメロンの味が楽しめる。ゼリーを使った2層の味を楽しめるというのはまたユニークな試みだと思った。



最後に「練乳ムース&オレンジマンゴークリーム」は下層にストロベリーのと練乳からなるムース。そしてクラッカーと豆菓子を挟んだ上層には、オレンジとマンゴー味のクリームが載せられ、この上にはイチゴと、ボー・ピープの杖の形をしたチョコ、そして羊達がプリントされたクッキーが盛り付けられている。ムースは大変舌触りがよく、先に食べたとんかつの後に食べたこともあって口内環境がスッキリする味わい。食感も柔らかく溶けやすいものを食べているだけでなく、途中にあるクラッカーや豆菓子が一つのアクセントを醸して、『トイ・ストーリー』というおもちゃの作品のように食べていて楽しいスイーツとなっていた。

ランドにも特定の飲食店でコラボメニューが用意されているので、気になった人は以下の写真から好みの料理を吟味して味わってみると良いだろう。


「ファンタイム・ウィズ・トイ・ストーリー4」公式サイト
https://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/TOY4/





『トイ・ストーリー4』
7月12日(金)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html



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