水樹奈々、海外ドラマに挑戦!『iCarly(アイ・カーリー)』完成披露記者会見レポート



2010年11月16日よりNHK教育テレビで放送がスタートする海外ドラマ『iCarly(アイ・カーリー)』。その主役・カーリーの日本語吹替えを務めるのは、人気声優で歌手としても活躍している水樹奈々さんが担当する。『iCarly(アイ・カーリー)』は、学校や家で起こった面白いネタや、視聴者からのとっておき動画を紹介する、インターネット上の生中継番組「iCarly」を中心に描く、ポップなコメディードラマ。放送を前に関係者を集めた試写会と併せて完成披露の記者会見が行われ、吹き替えに挑戦した水樹さんに意気込みを語ってもらった。


–1話を見た感想をお願いします。


ものすごい楽しくて、終始笑ってました。アフレコの時にも見させていただいたんですが、ポップでキュートでちょっぴりおバカなドラマがすごく魅力的です。


–アニメとは違う吹替えの面白さ・難しさをお願いします。


アニメでは、BGMや効果音が何もない、無音の環境でアフレコをするんですが、海外ドラマでは、実際に演じてらっしゃる役者さんの声だったり、音楽も効果音も全て入った状態で吹替えさせていただくので、まるでその世界にトリップしているような気持ちで、自由に伸び伸びとやらせていただいています。実際の役者さんの空気感というのを大事にしていければと思うので、一から作り出す物とまた違った難しさがあります。


–ここはすごく苦労したという所をお願いします。


原音を聞いていると、とてもハイテンションで、英語の喋り口調が早口なので、どうしても釣られてしまって、前に前に行ってしまうんです。そうなると言葉が不明瞭になったり、何を伝えたいのか明確にならなくなってしまうので、楽しさや、テンション感はもちろん伝えるんだけども、言葉をちゃんと伝えるということを意識してアフレコしなければならない難しさがあります。


–役作りにあたって、参考にした物・心がけた点をお願いします。


海外の女の子はとても成長が早くて、私たちが考えている以上に大人だったりする面もあるので、中学生だから幼く作ろうというわけではなく、私の素のテンションで、彼女の世界とシンクロして作っていこうという意識をしています。


–水樹さんはどんな中学生でしたか?


小さい頃から演歌を歌っていて、中学生時代は色々なのど自慢大会に出ていました。土日になると父母と、地元・愛媛も飛び出して、遠征することも多かったです。学生生活ももちろん頑張っていたんですが、平行して歌のトレーニングも精を出す日々で、友達と遊んだ記憶もあまりないので、カーリーの楽しい姿を見ていると、こんな時間を過ごせたらいいなと羨ましく思います。


–水樹流『iCarly』の楽しみ方をお願いします。


始まってしまえば無条件で笑顔になれる番組だと思います。みんな一生懸命で純粋なので、どのキャラクターにも共感できると思います。お仕事で嫌なことがあった時とか、学校でうまくいかなかった時とか、笑顔になりたい時に是非『iCarly』を見ていただけたらいいなと思います。


『iCarly(アイ・カーリー)』
11月16日~ 毎週火曜 19:25~
NHK教育より放送予定
<全25回>


製作:ニコロデオン (2007年 アメリカ)


キャスト
カーリー・シェイ役ミランダ・コスグローブ (声:水樹奈々)
サム・パケット役ジェネット・マッカーディ (声:小林沙苗)
フレディ・ベンソン役ネイサン・クレス (声:福圓美里)
スペンサー・シェイ役ジェリー・トレイナー (声:阪口周平)


公式サイト:http://www.nhk.or.jp/kaigai/icarly/


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