WOWOW「連続ドラマW 真犯人」完成披露試写会&舞台挨拶レポート


WOWOWプライムにて「連続ドラマW 真犯人」が9月23(日・祝)夜10時より放送開始となる。

放送に先立ち、第1話の完成披露試写会が開催され、主演の上川隆也、小泉孝太郎、内田有紀の3名が舞台挨拶に登壇した。

江戸川乱歩賞受賞作家・翔田寛の同名小説をドラマ化した本作は、昭和49 年と平成20 年に起きた2 つの殺人事件が交差して、未解決のままだった幼児誘拐殺人事件の真相に迫るクライムサスペンス。昭和から平成の時代をまたぎ【真犯人】を追求する刑事・重藤成一郎の20 代・40 代・60 代を上川隆也が見事に演じ分けている。さらに、平成の殺人事件の真相を追う刑事・日下悟を小泉孝太郎が、幼児誘拐殺人事件の被害者の姉・尾畑理恵を内田有紀が熱演している。

上川は脚本を初めて読んだ時の感想を「全5 話を一気に読んでしまいました。手が止まらないほど、強く引き込まれるものがありました」と振り返り、小泉は「脚本を読んで鳥肌が止まらなかったのは、初めてです」と絶賛。またWOWOW の連続ドラマW に初出演となる内田は「WOWOW のドラマは好きだったので、出演することができて嬉しいです。もし私が男性の俳優だったら、重藤率いる特別捜査班の一員となって、一緒にお芝居がしたいと思いました」と語った。

主人公・重藤成一郎の20 代・40 代・60 代を演じた上川は、「色々な年代を演じ分けるのは、とても面白いです。特に重藤は1 つの事件に2 度負けている男です。彼にのしかかっていく重さを意識して演じさせていただきました」と演じた感想を語った。また小泉は「平成の事件を担当しているんですが、重藤さんと一緒のシーンでは昭和に想いをはせることができたので、僕が一番贅沢な役をいただいたと思います」と自身の演じる役柄についてコメント。幼児誘拐殺人事件の被害者の姉という役柄を演じる内田は「事件の被害者の家族を演じるということは、他人には理解のできない苦悩があると思うんです。そんな理恵に寄り添うような気持ちで演じていたので、演じている間はすごくつらかったです」と撮影当時の心境を明かした。そんな内田と初共演となった上川は「役とのギャップに驚きました。普段は夏のひまわりのような方ですが、撮影がはじまると一瞬で影のある役柄を演じていらっしゃったので、その瞬発力を感じました」と内田のギャップに驚いた様子だった。

さらにMCから撮影中のエピソードを聞かれた小泉は、「上川さんと2 人で車中にいるシーンで、上川さんと連絡先を交換することになったんです。それはとても嬉しかったですね。隣にいるのに、ずっとメールでやり取りをしていました(笑)」と微笑ましいエピソードを披露すると、会場からは笑いが起こった。

最後に、小泉が「平成最後の年に、昭和を振り返りつつ、一緒に僕ら刑事の気持ちになって昭和と平成を堪能できるドラマになっていると思います」とアピール。上川も「全5 話を見終わったとき、風を感じたんです。それはとても心地よいものでした。皆さんもすべて見終わった後に、何かを感じていただけると嬉しく思います」と舞台挨拶を締めくくった。

「連続ドラマW 真犯人」(全5話)
WOWOWプライムにて9月23日(日・祝)夜10時スタート【第1話無料放送】

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