秀吉・三成2万の"天下軍"遂に発表!上地雄輔・山田孝之・平岳大/市村正親そして遂に両豪華キャストが大集結!!遂に両豪華キャストが大集結!!映画『のぼうの城』製作現場会見レポート

 




たった500の”でくのぼう軍”が、豊臣秀吉・石田三成 2万の”天下軍”に挑む!!

誰の眼にも勝ち目のないその戦を、いかにして戦ったのか!?構想7年! 史上最大級の壮大なスケールで贈る、戦国エンタテイメント超大作! 犬童一心(『眉山』『ゼロの焦点』)×樋口真嗣(『ローレライ』『日本沈没』)のW監督が、満を持して放つ、戦国エンタテインメント超大作『のぼうの城』。そのスケールの大きさゆえ、映画化実現まで7年の時間を要した、史上最大級の戦国エンタテインメントに、錚々たる超豪華キャストが大集結した製作現場会見の模様です。
のぼうの城』製作現場会見+新キャスト発表
2010/10/26(火)
東映京都撮影所
登壇者:野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充 ・ 上地雄輔、山田孝之、平 岳大 / 佐藤浩市(計8名)
野村さん:「成田長親(なりた・ながちか)、通称”のぼう”役の野村萬斎です。原作では大男となっておりますが、私はこの様に並んでも大きくありませんので、また違う形での”のぼう”をご期待いただきたいと思いまして、監督・他のキャスト/スタッフの皆さんと撮り進めております。」
佐藤さん:「正木丹波守利英(まさき・たんばのかみ・としひで)という、”のぼう様”の幼い頃からの親友役の佐藤浩市と申します。今までの時代劇という枠を越えたスペクタクル・アクション、すごく期待できる映画になっていると確信しております。是非皆さん応援お願い致します。」
榮倉さん:「甲斐姫(かいひめ)役の榮倉奈々です。私自身、時代劇が初めてということもあるかと思うのですが、とにかく映画のスケールの大きさに、現場に行く度に驚かされています。特に北海道のオープンセットは東京ドーム20個分という広さなので、アミューズメントパークにいるような感覚でした。さらに、地元のエキストラの皆さんが、作られたセットに命を吹き込んでくださって、リアルな戦国時代を楽しませていただいています。学生時代、歴史というと遠い昔のことで自分には関係ない話のような気がして、歴史の授業は苦手で、距離を置いていた部分があったのですが、『のぼうの城』に出会い、すごく魅了されました。そんなに遠い話ではなく、身近に感じられるような話だったので、歴女とはいえないのですが、戦国時代の虜になった一人であります。私のように歴史的な作品に距離を感じている方にも楽しんでいただけるような作品になっていると思い、私も期待しているところです。よろしくお願い致します。」
成宮さん:「酒巻靭負(さかまき・ゆきえ)を演じております成宮寛貴です。靭負というのは、すごく感情的な部分でとっても現代的な一面を持ったキャラクターです。どの時代にもこのようなキャラクターや人間はいたと思うのですが、なかなか時代劇で現代的なキャラクターを描く映画というのは見た事がありません。今と戦国時代を繋ぐ懸け橋のキャラクターを演じております。」
山口さん:「柴崎和泉守(しばさき・いずみのかみ)役の”ぐっさん”こと山口智充でございます。若干、照明の明るさにビックリしております(笑)。僕も映画の時代劇が初めてということで、スケールの大きさ・携わってるスタッフの人の多さ、全ての規模・スケールの大きさに最初はびっくりしましたが、新鮮な体験ばかりなので1日1日撮影を楽しんでおります。キャストの皆さんといつも楽しくやっているバックヤードとか大好きです。楽しんでおります!よろしくお願い致します。」
MC:「石田三成軍のキャストの登場です! 本日発表となりました石田三成役の上地雄輔さん、大谷吉継役の山田孝之さん、長束正家役の平岳大さんです!一言ずつお願い致します。」

山田さん:「大谷吉継(おおたに・よしつぐ)役の山田孝之でございまする。最初は北海道から入り、一人で撮影をしていて、佐藤さんにはホテルで偶然お会いしたのですが、他の皆さまは昨日初めて会いました。」
平さん:「長束正家(なつか・まさいえ)役の平岳大です。今回はスケールの大きさにもあたふたしております。皆さん、兜の正面にそれぞれの印が付いているのですが、私は、当時の永楽銭という通貨に蛇が噛みついているというアクの強い兜をかぶっており、それに負けない様に気合を入れてがんばっております。」 
上地さん:「石田三成(いしだ・みつなり)役の上地雄輔です。本日は足元の良いんだか悪いんだかわからない中(笑)、お越しいただきましてありがとうございます。すごく暑かったり、寒かったり、(鎧が)重かったり、(撮影時間が)長かったり。でも、現場のスタッフやキャストが温かくて、楽しく、役者冥利につきる役をやらせていただいてるので、楽しみながらやらせていただいております。」
MC:「忍城軍のチームワークの良さを表すようなエピソードや、撮影現場の裏話などがあれば教えてください」

佐藤さん:「北海道のオープンセットでの合戦シーンから撮影に入りまして、主役の萬斎さんに会ったのはクランクインしてから1ヶ月後ぐらいでした。この忍城軍の三銃士といいますか、メンバー全員に会ったのは、1ヶ月半後ぐらいで、今もちょっとぎくしゃくしているのですが(笑)、、、(萬斎さんから「そんなことない。」と突っ込みが入り) 冗談です(笑)みんなバラバラで戦っていたので、やっと会えて、一つになれたなという思いがしました。不思議なもので、合わないような皆ですが、舞台裏や楽屋では本当に楽しく、世代も皆違うのですが、明るくやっております。忍城軍の雰囲気というかそれぞれのキャラクターに合わせた感じで、非常に上手くハマって接してられるので、そういうイメージを醸し出してるのではないかと思います。」
榮倉さん:「先ほどの自己紹介だけでも笑いが起きた様に、山口さんがいつも笑いを提供してくださって、明るい現場で毎日楽しいです。(MC:「山口さんはやっぱり面白いですか?」に対し)う?ん・・・面白いです。(山口さん:「そこはハッキリ言ってもらわんと!(場内笑)」)面白いです!!」
成宮さん:「浩市さんも萬斎さんも山口さんも奈々ちゃんも、皆が盛り上げ隊長みたいな感じなので、笑いが絶えない現場です。山口さんに関しては、昨日はいつもと違うカツラで、そのカツラ姿を見るだけで、笑ってしまいました。何を話したのかとかは覚えてないのですが、下らないことで皆で笑い合いながら、現場を楽しんでおります。」 
MC:「皆が盛り上げ隊長ですと、現場は賑やかですね!」
成宮さん:「はい!すごく賑やかです。撮影中よりも待っている間の方が楽しいぐらいです。それぐらい楽しいです!!」
山口さん:「本当に楽しませていただいております。僕のどうしようもないバカ話から、ここでは言えない話まで、全てを皆さんに受けいれていただいて、本当に温かく、ワイワイとやっていただけるので、もう楽しくてしょうがないです。現場の待ち時間でも、そこからヒートアップさせていただいて。モノマネやったりだとか色々やらせていただいて、皆さん快く聞いていただいて、(スタッフの方に)「そろそろお願いします。」といわれると「えー!!」と思っちゃいます。もう?みたいな感じです。オンもオフも楽しいということは一日ずっと楽しいということなんで、最高の現場だと思います!」
野村さん:「皆さんがおっしゃる通り、笑いが絶えなく、テンションが高い現場なので、待ち時間でも芝居の緊張感が途切れることがありません。そのままスタジオに戻って演技をし、またほどけてスタジオの外には行くんですけど、そこでも笑いが絶えないので、疲れを知らない子供たちのような形で過ごしております。空いた時間に(撮影所に隣接する映画村の)お化け屋敷をのぞきに行ったり(笑)、和気あいあいとやっております。」
MC:「忍城軍のチームワークの良さを聞いて、いかがですか?」

上地さん:「うらやましいなと思っておりました(笑)。僕たちもクランクインして2ヶ月近くになりますが、昨日初めて成田軍にお会いしました。それまでの2ケ月間も、負けないぐらい「三成軍」3人で仲良く和気あいあいと過ごしてきております! プライベートでも飲み行ったり、ご飯食べたりしているぐらい、仲がいいです。」
山田さん:「(僕たち「三成軍」のチームワークは)いいと思いますよ。作品の中ではチームワークは悪いです。吉継と正家がきゃんきゃん言い合って、三成はボケーっとしてる感じですが、撮影中の僕らは良いと思います。」
平さん:「僕の役は、3人の中で空気の読めない人の役なんですが、それなりの距離感を置いて、皆で仲良くやっております。」
MC:「「三成軍」リーダーの上地さんは、どんなリーダーでしょうか?」

平さん:「たまに英語を喋ったり、笑わせてくれるリーダーです。」
MC:「英語を話すというのはどういったものですか?」
上地さん:「平さんが帰国子女なので、英語を教わろうと思いまして、日々英語を使うようにしています。」
MC:「「三成軍」リーダーの上地さんは、どんなリーダーでしょうか?」
山田さん:「リーダー上地さん、いいんじゃないですか。(場内笑)」
MC:「引っ張っていってくれるような頼もしいリーダーですか?」
山田さん:「そういう感じです。(笑)」
MC:「野村さん、この三成軍のチームワークをどのようにご覧になりますか?」
野村さん:「僕も(三成軍の3人とは)撮影現場では昨日初めてお会いして、今日が2日目ですが・・・(振り返り3人の衣装を見ながら)黒々しいですよね。3人のキャラクターが立っているなと。とても良い感じだと思います。」
MC:「最後に、本編完成への期待についてお願い致します。」

佐藤さん:「素材としてはたっぷりとあるので、編集の中でどれだけ盛り上がる作品になるのか、我々が十二分に期待できるものだと思います。ある種、色々な時代・人々は違う方向でありながら、その時代を好きな方々も楽しめる、新しい形のベクトルを示せた作品となっていると思います。映画ファンには期待していただける作品になったと思います。」
榮倉さん:「まだ本編については写真でしか観ていないですが、とにかく、合戦シーンが絶対にかっこいいと思います。萬斎さん演じるのぼう様は合戦シーンには出ていないのですが、精神的な部分では一番かっこいいと思います。なので、かっこいい男性陣が見所じゃないかなと思います。」
成宮さん:「僕らの撮影が終わっても、スタッフは素材を撮っていたりと、僕の見えていない部分の撮影などもあったり、CG等もスケールのあるものに出来上がっているのではないかと思っております。そして、今回は監督が2人いらっしゃるので、お2人の得意分野を生かした役割分担で撮影されていて、いつもと違うスタイルで作った作品になっているので楽しみにしています。」
 
山口さん:「映画なので、やはり映画館で、でかいスクリーンで僕は見させていただこうと思いまして、監督が(犬童監督のモノマネをしながら)「モニターみる?」「チェックしますか?」って仰っていただいたんですけど、僕は今見るともったいないと思って、「出来上がりを楽しみさせていただきます。」と言ってこれっぽっちも見ていないので、本当に楽しみにしています! 皆さんにもでかいスクリーンで観ていただきたいですね!」
上地さん:「僕も一鑑賞者として楽しみな作品が増えたなと、今からとても楽しみです。いい意味でいいベクトルが・・・・浩市さんがベクトルって言ってかっこいいなと思ったので言ってみました(会場内爆笑)。良い感じのベクトルになっていると思うので、来年のベクトルにしたいなと、思っております(会場内爆笑)。」
山田さん:「CGが派手な場所は、想像しながら撮影するんですけど、その出来上がりも楽しみですし、こちらは三成軍ばかりの撮影で忍城側の撮影を見てないので、そちら側を見るのも楽しみです。」
平さん:「撮影の繋がりのことがあり、萬斎さんが踊られているところをラッシュでみたのですが、本当に面白くて、大きなスクリーンで是非見ていただきたいと思います。」
野村さん:「皆さんがお話されたあとなので、最後って喋ることがないですね(笑)。とにかく、全方向的にベクトルが・・・(笑)向いてる作品だと思います(会場笑)。老若男女楽しめる作品ではないかと思います。スケールの大きい合戦シーン、CG技術が発揮される水攻めなど、スケール感の大きさと同時に、忍城軍5人と三成軍3人の、個性がぶつかり合いながらも輪になっていく、人間臭さも垣間見られる群像劇的な映画にもなっていると思います。親の心も反映され、子の心もあり、そして恋愛関係もあり、友情もある。人の死や、生きるという事も描き、本当に盛りだくさんで楽しめる、3世代で手を繋いで見に来ていただきたい作品です。どうぞご期待いただきたいと思います。」
『のぼうの城』
公開表記 : 2011年秋 全国東宝系超拡大ロードショー
監督:犬童一心『眉山』『ゼロの焦点』、樋口真嗣(『ローレライ』『日本沈没』)
プロデューサー:久保田修、小川真司
脚本:和田竜 小学館「のぼうの城」
製作:『のぼうの城』フィルムパートナーズ
制作:IMJエンタテインメント、アスミック・エース エンタテインメント
配給:東宝、アスミック・エース
[公式サイト] http://www.nobou-movie.jp
(C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ

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