『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』公開記念 烈花役の松山メアリさんにインタビューしてきました!

 




いよいよ10月30日から公開の『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』。 烈花役を演じた松山メアリさんに映画撮影の裏話などを聞いてきました!




—今回、ワイヤーアクションに挑戦されていかがでしたか?

人間って、足が浮くと自由に何もできないんだなって思いました(笑) ワイヤーで吊られる前に、動きの練習をするんですけど、その時はうまくやれるんですけど、いざ吊りあげられてしまうと、練習した時のような動きができなくて(笑) なので、ワイヤーを四方から張って固定したり苦労しました。
ワイヤーアクションは高さがないとできないんですけど、私は高いところが好きなので、それは楽しかったです。映画の中で、烈花が笛を吹きながら落ちていく合成シーンがあって、それは日活スタジオで撮影したんですけど、その撮影ではビルのけっこう上の方まで吊りあげられて撮影したりして、あれは凄い高かったですね(笑)
—松山さんは昔、新体操をやられていたとお聞きしましたが、烈花の決めポーズは、新体操をイメージしているんですか?

最初、烈花は空手を使う技を披露する筈でした。クランクインの一ヶ月前からアクションの練習が始まって、空手を使った殺陣をつけていたんですけど、なにか横山監督のイメージしていたものとは違っていたみたいで、じゃあ新体操を取り入れようということになって、監督も新体操について一生懸命勉強されて、撮影のほぼ当日に殺陣をつけ直して撮影したりしました。焦りましたけど、自分の今までやってきたことが活かされて嬉しかったです。
—牙狼のシリーズは人間ドラマも重要な魅力のひとつだと思います。烈花を演じるにあたり、どのような点を注意されましたか?

どうやって烈花を演じればいのか、セリフ使いも難しかったりして、どうしたらいいのか全く分からなかったです(笑) あと、現場のキャストの皆さんやスタッフの皆さんTVシリーズからお仕事されてきたばかりなので、その中でヒロインとして牙狼の世界に入るというのはプレッシャーがありました。なので、何かあると「すみません」という感じになってしまって、でも監督からは「何も分からなくて当たり前だから、すいませんとか言わないで堂々と烈花としていて欲しい」と言われました。
役の演じ方は現場で監督に相談しながら掴もうとも思ったんですけど、烈花にはハッキリした年齢の設定も書いてなくて(笑) 監督に「烈花は何歳なんですか?」と聞いたら、「23歳か4歳くらいの予定」みたいな返事で(笑) とにかく、撮影中は目の前のことで精一杯な感じで、監督の3つの指示、声のトーンを低めにすること、目力、そして立ち方、この3つを意識して監督を信じて演技をしました。




—今後、烈花が再登場するとしたらどのように演じたいですか?

烈花は孤独な部分があったと思うんですね。女だから魔戒騎士になれない悔しさとかも抱えている中で、実力だけでは何もならないというのを鋼牙に教えてもらって、きっと彼女の内面がすごく変ったと思います。性格も少し前向きになったというか、もっと周りの人と協力しよういう気持も現れているんじゃないかと思います。
もし、次に烈花として出演するのであれば、もっと魔戒法師として、今回よりもっとヒーローっぽいことができるんじゃないかと思います。アクションもよりレベルが高いものが要求されるということも覚悟しておかなきゃいけないかと思っています。
—今後は俳優として、どのように仕事をしていきたいですか?
今まで、自分のことをオレって呼ぶような役はいままでなかったですし、普段の私を知っている人は「えっ!これがメアリなの?」って思うような役なので、自分の中でも今までと違う道が切り開けたと思います。アクションという自分を活かせるジャンルがあるんだというのも分かりましたし、そういう意味では今後もアクションに挑戦していきたいと思います。あと、もっと、今回の烈花という役以上に思い切り作り込んだ役にも挑戦したいと思っています。
—牙狼をご覧になる方へメッセージをお願いします。

今回の牙狼映画版では、小西さん以外は全部新キャストで、新しい牙狼の世界観が広がったと思います。あと、全編3DとCGが盛り沢山なので、そこを是非楽しんでいただきたいと思います。
『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』
10月30日、新宿バルト9ほか全国3Dロードショー!
配給:東北新社/ゴー・シネマ
[公式サイト]
(C)2010 雨宮慶太/東北新社

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