【TGS2017】『レゴ®ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム』プレゼンテーションレポート


ワーナー・ブラザースゲームスは10月19日に『レゴ®ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム』をPS4、ニンテンドーSwitchに向けて発売する。

10月22日にTTゲームスのティム・ワイルマン氏が実機を私有してのプレゼンテーションを行い、本作の魅力とこれまでのレゴゲームの違いを披露した。

[取材:畑史進]

開発は従来のレゴシリーズ同様TTゲームスが担当し、本作は9月30日公開のアニメシリーズ『レゴ®ニンジャゴー』の劇場版作品をゲーム化したもので、これまでのレゴ®ゲームではなかったオープンワールドの要素が加えられ、更に原作のコミカルさと派手さが合わさったアクションも再現されておりレゴファン納得のゲームとして仕上がっている。

最初映画とタイアップしたゲームということで多くの人は期待していないかもしれないと突っ込んだジョークを飛ばしつつ、魂を注いで最高の出来を提供できるほどにマッシュアップできたと本作への自身を露わにしてプレイを開始した。

特に本作は原作の様なコンバットシーンに力を入れ、ニンジャゴーを観た後にギャップがないよう従来より多くのコマンドを用意して様々なアクションを取り入れて原作再現を実現している。加えてティム氏はアクションは80年台のカンフー映画を取り入れて制作しているとも話した。移動アクションもニンジャらしい壁登りや壁移動が用意され、オープンワールドを活かしたフリープレイでの自由散策でより『レゴ®ニンジャゴー』の世界を楽しめるようになっている。また今作はコンボという概念が導入され、多くのコンボを繋げることで手裏剣が増えるなど戦闘が有利になるように設計されている。さらに敵によって相性の良いキャラクターや固有の技があるため、戦闘中に操作キャラを切り替えていくというプレイが重要になってきそうだ。

そして今作から大きく変化したステージのオープンワールド化によってこれまでのゲームにはなかったカメラの操作も加わった。これによってこれまで見にくかったステージの一部が見やすくなったため快適なゲームプレイが期待でき、今後のスタンダードになるかと記者陣から訊かれると。「個人的にはこのカメラワークは気に入っていて採用するべきだと思うが、採用する作品にも寄るのではっきりと断言できない」と答えた。ここまでの大きな仕様変更は元々の作品が「ニンジャ」をテーマに扱っているため幅広いアクションに制限をかけたくなかったのと、制作チームがより良いものを作るためにユーザーからのフィードバックに耳を傾けた結果だと明かした。

■ティム・ワイルマン独占インタビュー

—アメリカでは9月21日に公開されますが日本はゲームと共に10月に発売されるという非常に好タイミングなマーケティングですね。

ティム:映画のスタッフと協力して制作できたことでこの様な状態になれたのだと思っています。私達もユーザーのみなさんに実際に映画館に行っていただいてそれから家でも『レゴ®ニンジャゴー』の世界に浸れる事ができたら幸せだと思います。

—本作は『レゴ®ムービー』のゲーム版と同じように映画の追体験が出来るインタラクティブな作品だという認識でよろしいでしょうか?

ティム:『スター・ウォーズ』や『インディー・ジョーンズ』でもそうでしたが、私たちは有名なタイトルと一緒になって仕事ができることは楽しいことだと思います。

—オープンワールドのゲームということですが、今作はプレイヤーの行動によって映画とは違ったエンディングを迎えることになるとかそういう分岐システムはあるのでしょうか?

ティム:映画に対して忠実である必要があるのである程度は一方通行な進行になりますが、フリープレイでは少し違ってきます。フリープレイではサイドミッションの他レースや新しい体術を覚える道場、そして自由散策があるのでそこで映画の別体験を味わえると思います。さらに本作は映画に合わせた火山のシーンや森林のシーンも用意されており、そういった場所のも探索できるようになっているので非常にボリュームが有るのではないかと思っています。

—今回ボイスオーバーにジャッキーチェンとマット・フランコがやっているんですが、ゲームでも採用されているのでしょうか?

ティム:こちらも本物感を出すために実際の俳優陣の方の声を使わせていただいております。ただ映画のセリフの吹込みは一番最後に行われるのでどうしてもゲームと同期するには難しい部分があるので、英語バージョンにおいては似た声の方を起用しています。ただ日本語版は全て同じ声優さんが起用されています。

—『レゴ®ニンジャゴー』は非常に多くのキャラクターが居ますが、本作で使えるユニークキャラクターは何体でしょうか?

ティム:100体ですね。これらは映画だけでなくTVシリーズそしてレゴ®のプレイセットから採用したキャラクターも含めての総数です。もちろんその中にはシャークアーミーなどの敵キャラクターもいます。かなりバラエティ豊かになっていますよ。他にもキャラクターのパーツを使って新たなキャラを作って武器やスピン術をセットしてオリジナルキャラクターを作ることも可能です。今作はレゴ®ブロックの世界が作りたいと思って制作した部分もありました。というのも子供たちはレゴ®フィギュアを分解して組み立てて遊ぶ事をしているので、同じ体験を提供したいと考えていました。

公式HP:https://warnerbros.co.jp/game/ninjago_movie/

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