いよいよ4月放送開始!アニメ「デッドマン・ワンダーランド」アフレコ取材 レポート


コミックス累計300万部突破、月刊少年エースで大好評連載中の「デッドマン・ワンダーランド」。この話題の監獄サバイバルアクションが、4月16日よりtvkほかにてTVアニメ放送開始!放送開始に先駆けてアフレコ取材が行われ、ガンタ役の朴璐美さん、シロ役の花澤香菜さん、千地清正役の加藤将之さん、鷹見羊役の梶裕貴さん、マキナ役の本田貴子さん、春日今日子役の堀川千華さん、玉木常長役の諏訪部順一さんらメインキャストが作品の魅力や役に賭ける意気込みを語りました。



朴さん「ガンタ君は普通の男の子です。10年前に起きた東京での異変の後、東京から疎開して普通の生活を送っていたんですが、突如、「赤い男」によってクラスメイト全員を目の前で惨殺されてしまい、その上、無実の罪を着せられ「デッドマン・ワンダーランド」に送りこまれた男の子です。オーディションを受けるにあたり原作を全巻買って読んで、最初はパラ読みするつもりだったのが、夜中の3時過ぎにコミックを開いたら、1ページ目からウワッとなって、読むのが止まらなくなって寝ずに朝まで読んでしまいました(笑) 実はオーディションの日に急性胃腸炎を患ってしまい、受けにいけないんじゃないかという状態でした。昼過ぎのオーディションだったのを夜の回に回していただいて、ヘロヘロになって会場に着いたんですが、スタッフの皆さんから「朴さんの声は分かっているから、来なくて良かったのに」と言われて、「ひぃ~」となったんですけど(笑) どうしてもこの役を演じたかったので、決まったと聞いた時は本当に嬉しかったです。この作品の魅力はギャップ萌えだと思うんです。これだけ人間の本質を見せつける作品でありながら、シロとガンタの関係は驚くほどに単純で純粋に描かれていて。でも人が人を思うって、こういうことだって思えるんです。ハードなシーンはドス黒いかもしれませんが、内面がとても呆気にとられるくらいにピュアな作品なので、是非、そのギャップに悶えていただきたいと思います。」
花澤さん「シロは謎だらけで今のところ分かっていることは、すごく天真爛漫でマイペースで、力がとても強くて、ガンタと過去に知り合いだったらしい…。
私はこの原作が好きで読んでいたので、アニメ化すると情報を聞いた時に、「オーディションがあったら、よろしくお願いします!」と周りに言っていました。出演が決まったのを聞いたときは本当に嬉しかったです。
シロは漫画でも可愛いですけど、アニメになって動くと本当に愛らしくて(笑) 色んな表情を見せるので、子供っぽい仕草や表情に合うように純粋な感じでできればいいなと思います。
この作品では、“トモダチ”というのがキーワードになっていて、シロとガンタの関係がどのようになっていくかを見守っていただけたら嬉しいです。私も原作が大好きなので完成がすごく楽しみです。応援よろしくお願いいたします。」
加藤さん「ガンタがデッドマンとしての能力を認識して、一番最初に闘うデッドマンです。原作ではガンタを助けたりとか、一緒に戦っていたり、兄貴分的なポジションなのかなと思っています。
僕は(「デッドマン・ワンダーランド」の)オーディションがあることも知らなくて、実は原作も読んだこともなくて、たまたま別件で事務所に行ったら「ちょっとオーディションを受けてください」と言われて、その場で台本を渡されて(笑) その後不安なまま受けたんです。なので、役が決まった時は「いいのか僕で!?」と思いました。」
(キャスト一同笑)
加藤さん「これまで、「この役獲るぞ!」と意気込むと、悉く駄目だったりしたので…。「口癖が“ズッパシ”」で、オーディションの台本の一番最初のセリフも“ズッパシ”だったので、これしかないと思い、とにかく「ズッパシ」を常に意識していて、多分、台本を貰ってから、一生分の「ズッパシ」を口にしたな~と思います(笑) とにかく、「ズッパシ」を自分の体に馴染ませておきたいですね。(オーディションの時に)資料で一巻だけ読ませていただいて、帰りに最新刊まで買って読んだら、すごくカッコ良くて。知らなくてよかったなと(笑) 逆に今がすごくプレッシャーです。
かっこ良さへの期待をどれだけ裏切らずにいられるのか、今からちょっとドキドキしています。
原作はすごくスピード感があって、読んでいるとあっという間に時間が経ってしまうほど面白いので、それがアニメでも、特に戦闘シーンで出していけたらいいなと思います。応援よろしくお願いいたします。」
梶さん「羊は、とある理由があって「デッドマン・ワンダーランド」にいます。その理由が自分にとってすごく大切なことで、それを手に入れるためには自分の人生を危険に晒しても構わないと思っているような人です。
ガンタの目にはとてもいい人に映るんですが、でも、実は玉木プロモーターと繋がっていたりする悪い人ですが、僕はただ悪いとは思わないんです。羊は、表裏があるのがキャラクターの特徴だと思います。この作品は最初から読者に対しては羊は何か裏があるのというのを分からせているのが面白くて。だから、表裏というのは演じるにあたって重要なことだと思いながら意識して演じています。
僕も原作を元々好きで読んでいて、凄い好きなキャラクターだったので、まさかその役を演じられるとは思ってもみませんでした。嬉しいと同時に、プレッシャーがあるので、原作の片岡先生や近藤先生、スタッフの方々、原作ファンの皆さんのイメージを裏切らないように、「デッドマン・ワンダーランド」に必要不可欠な羊を演じられるように頑張りたいなと思っています。
「デッドマン・ワンダーランド」はとてもハードな内容なので、よくアニメ化してくださったなという気持です。“何故、羊が「デッドマン・ワンダーランド」にいて、何のために辛い思いをしながらそこで生活をしているのか”という理由にも注目しながら観ていただけたらなと思います。」
本田さん「私は、「デッドマン・ワンダーランド」の看守長という役です。私も原作未読でオーディションを受け、この役が決まってから読ませていただきました。恐ろしい作品に関わることになったなと(笑) ドキドキしながら本番を迎えました。頑張っていきたいと思います。マキナさんは軍人たる性格設定で、喋るときはキチッキチッと部下達に意志を伝えられるよう心がけています。あと、他のキャストの)皆さんがファンの期待を崩さずにって仰っているのを聞いて、改めて私も頑張らなきゃと(笑) アップアップしてきました。読者の方々の期待を裏切らないようにマキナを演じていきたいと思います。収録に参加してみて、ここまで死と隣り合わせの芝居が難しいかと思いました。こういった作品みたいになことを実体験するということはあり得ないですし、演者は、1話収録でかなり疲労すると思います。その精神状態と想いが作品を通して皆さんに伝わればいいなと思います。息もつかせぬ作品になると思います。よろしくお願いいたします。」
堀川さん「マキナ看守長の期待に応えようと常に一生懸命な女の娘です。作中でも、今のところ「マキナ看守長」しか言っていないので(笑) 毎回、どれだけ春日が「マキナ看守長」と言うかチェックしていただけたらと思います。オーディションでは、もう落ちたんだろうと思っていたところに、「春日の役が決まったよ」と聞かされて、まだ、心の準備もなく飛び込んできてしまったんですが、皆さんのイメージを壊さないように、マキナ看守長と一緒に頑張りたいと思います。
春日は看守なんですけど、等身大な女の子として演じさせていただいています。あとは「マキナ看守長」という一言にどれだけ愛を込めて伝えられるかに注意していますし(笑)、最後までマキナへの憧れを貫けたらなと思っています。
この作品ではいろんな人間模様が描かれているので、最初から最後まで余すところなく何度でも観て楽しんでいただければと思います。作っているスタッフの皆さんも、演じている私たちも一丸となって頑張っていますので、最後まで是非楽しんでください。よろしくお願いします。
諏訪部さん「自分が演じさせて頂いている玉木は、「デッドマン・ワンダーランド」のプロモーターです。見ての通りの、いろいろと企んでいる感じの人でございます(笑)。しかし、アクが強い感じでありながら、演技プランを立てる上では掴みどころが意外と無くて。オーディションの際もどう演ろうか悩んだんですが、深く考えずその場で出てきたもので行こうとトライしました。自分も原作読者ですので、決まって本当に嬉しかったです。
この作品はバイオレンス色強めですが、その根底にあるテーマは「友情」や「愛情」といった、人間の優しさやあたたかさを描くことにあると自分は思っています。表面的な部分だけでなく、そういった心の機微を感じ取って頂けたら幸いです。応援よろしくお願いします!」
最後に「デッドマン・ワンダーランド」にちなんだ質問に皆さんに答えていただきました。
—どんなテーマパーク(○○・ワンダーランド)があったらいきたいですか?
朴さん「玄米茶・焼鮭・ワンダーランド。最後の晩餐は、抹茶入り玄米茶とショッパイ焼鮭と玄米ご飯とお新香で締めたいです。ありとあらゆる美味しい玄米茶と焼鮭があるテーマパークができたらそこに行きます。」
花澤さん「生牡蠣・ワンダーランド。どこをまさぐっても生牡蠣。手の届くところにレモン汁(笑)。」
加藤さん「マラソン・ワンダーランド。世界のいろんなマラソンコースを体験できる場所。ルームランナーが3Dで出て、箱根駅伝の登りや下りを体験できるような!!」
梶さん「杉の無い森・ワンダーランド。僕は今、本当に花粉症がツラいんです。なのでまさにワンダーランドだなと思います。」
本田さん「イケメン・ワンダーランド(笑)。 小さいお店だと行きづらいけれども、いや、行かないですけど…テーマパーク!みたいのだったら大手を振ってみんな行けるんじゃないかと(笑)。」
堀川さん「ジャッキー・チェン・ワンダーランド。隠れマニアで、サモ・ハン・キンポーとユン・ピョウが揃っていたら、それだけで生きていけます!」
諏訪部さん「ワンワン・ワンダーランド。世界中の犬が大集合し、ふれ合うことの出来る、犬好きのための夢のテーマパークです。かわいい子犬たちがわんさか!!」

4月16日(土)よりテレビ神奈川ほかにて放送開始!
テレビ神奈川 4月16日 毎週土曜 25:00~
岐阜放送   4月16日 毎週土曜 26:30~
TVQ九州放送 4月17日 毎週日曜 26:30~
サンテレビ  4月18日 毎週月曜 25:35~
テレ玉    4月18日 毎週月曜 26:05~
東京MX   4月19日 毎週火曜 26:30~
三重テレビ  4月20日 毎週水曜 26:50~
千葉テレビ   4月21日 毎週木曜 25:30~
BS日テレ  4月22日 毎週金曜 27:00~
ストーリー
東京の異変から10年後―――
疎開先の中学校に通う五十嵐丸太(ガンタ)は、クラスメイト達と平凡な毎日を送っていた。だがある日、学校に「赤い男」が現われ、ガンタの運命は一変。無実の罪で“死刑”を宣告されたガンタは、日本唯一の完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」に収監されてしまう。
「赤い男」への復讐を胸に、監獄での過酷な生活を送るガンタは、そこで、幼なじみの少女・シロと再会する。
やがて、自らの特殊能力に気付いたガンタは、「デッドマン」と呼ばれる能力者同士のバトルに身を投じることになるが…!?
原作:片岡人生、近藤一馬(角川書店/月刊少年エース連載、角川コミックス・エース刊)
監督:初見浩一
シリーズ構成・脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン:山田正樹
メカデザイン:柳瀬敬之
プロップデザイン:新妻大輔
エフェクトデザイン:有田周平
美術監督:渡辺三千恵
色彩設計:斎藤裕子
撮影監督:葛山剛士
編集:坂本久美子
音響監督:岩浪美和
音楽:NARASAKI
オープニング主題歌:fade「ONE REASON」
エンディング主題歌:ニルギリス「Shiny Shiny」
音楽制作:AMG MUSIC
アニメーション制作:manglobe
製作 デッドマン・ワンダーランドG棟
五十嵐 丸太:朴ロ美 
シロ:花澤香菜
千地 清正:加藤将之
鷹見 羊:梶  裕貴
鷹見 水名月:野水伊織
マキナ:本田貴子
春日 今日子:堀川千華
玉木常長:諏訪部順一
公式サイト:http://dwl.jp
(C)2010 片岡人生、近藤一馬/角川書店/デッドマン・ワンダーランドG棟

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