TVアニメ「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」通称"もしドラ" アフレコ取材 レポート!!




12月14日、来年1月から放送されるTVアニメ「「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」」通称”もしドラ”のアフレコ取材が行われました。この取材には浜名孝行監督をはじめ川島みなみ役の日笠陽子さん、宮田夕紀役の花澤香菜さん、浅野慶一郎役の柿原徹也さん、柏木次郎役の陶山章央さん、加地誠役の津田健次郎さん、二階正義役の浅沼晋太郎さん、北条文乃役の仲谷明香さん、星出 純役の細谷佳正さん、桜井祐之助役の中西英樹さん、朽木文明役の赤澤涼太さん、新見大輔役の内匠靖明さんらメインキャストが勢揃いしました!




—“もしドラ”に携わることが決まった時の感想をお願いします。

浜名監督「画がすごく萌え系で、今まで自分がやった感じのキャラクターでは有りませんでした。でも、原作を読んだらすごくギャップがある良い話だったので。あと、子供の頃、少年野球をやっていましてので、ずっと野球アニメをやりたかったのですごく楽しいです。」
日笠さん「私は、最初オーディションが2回あって。1回目の時に原作の表紙の画を見ながらやらせていただいて、最終オーディションに呼んでいただいたんですけど、最初のオーディションの時に「ナチュラルに演ってください。舞台をやる感覚でお願いします」と言われて、最初に自分の作ってきたものと全然違うものをオーディションでやらせていただので、もう駄目だと思っていたんですよ。でも、受かりましたという連絡をいただいて、ものすごくビックリしたのと同時に、200万部も売れている原作のアニメ作品に出させていただくんだと思うと嬉しくて。(演じるにあたって)”もしドラ”は普通にありそうな話なので、普通に人間が生きている作品にしたいなと思ったので、みんなのお芝居を聞きながら、自分のお芝居も変わっていくような、人と人とが関わるような「みなみ」にしていきたいなと思いながら、今、演じています。」
花澤さん「夕紀みたいな包容力のあるお姉さん的なポジションという役は、自分としても挑戦してみたいキャラクターだったので決まった時は本当に嬉しかったです。私の父が野球が大好きで、小さい頃によく野球場に連れていかれて応援していたので、その時のワクワク感とかが夕紀と一緒に出せたらいいなと思いながら演じています。」
柿原さん「演じる時にナチュラルさを大事にということでしたのですが、役柄的に、熱血で、明るくて、そして悲しむときは悲しめるような喜怒哀楽が出るキャラクターなので、それをナチュラルな芝居で浅野くんという役を僕にやらせていただいたというのが、すごく嬉しかったです。”もしドラ”という作品はアニメ化以前から、誰もが知っていた作品なのでそれに携われるというのが光栄ですし、野球が大好きなので、そのリアルなお芝居を高校生の感覚に戻ってできるというのが、お芝居をやっている身としてはすごく楽しいですし、原作の魅力に負けないようにしたいなと思っています。」
津田さん「”もしドラ”の話をいただいた時にはすごくテンションが上がりました。そして、普段アニメをご覧にならない方もみるんだろうなと思うので、それも楽しみの一つです。原作を読んだ時は、もっとオドオドしたモサっとして先生を想像していたんですが、アニメでは思った以上に男前で(笑) ビックリしました。」
陶山さん「よく見かける本のアニメということで、楽しみにしてオーディションを受けたんですけど、最初のアフレコの4日くらい前まで二階正義役だと思っていたんですよ(笑) オーディションでは1次も2次も二階正義役で受けていて、2次の最後にこれもって言われたのが柏木次郎役で。決まったという連絡がきて、「どっちの役?」と聞いたら、「最初に受けたほうだよ」と言われて(笑) 原作読んで役作りするぞ!って、今までにあまりやったことのない難しい役だなって、セリフまで練習していたんですよ!でも、台本を読んだら「アレッ!?」ってなって、そこから切り替えました(笑)」
浅沼さん「僕は、高校生のときに”応援する側”として何度か甲子園に行ったことがあったので、懐かしいなという気持ちでした。なにより嬉しいのが、僕の実家のほうでは、僕の出演するアニメはなかなか放送されない(笑) でもこれは間違いなく放送されるので、そこがすごく嬉しいです。」
仲谷さん「私もオーディションを受けて、最初は受からないと思っていました。でも、「いいお知らせがあります!」って言われて「オォ!」となって。頑張ろうと思いました(笑) 実はオーディオブックとして”もしドラ”を読ませていただいているんですけど、その時に「いちばん文乃の役があってるね」と言われたので、文乃の役で良かったです。声優としてレギュラーの作品は初挑戦なので、皆さんの技術を学ぼうと思っています(笑)」
細谷さん「”もしドラ”のオーディションがけっこう前で、原作を、結構時間がかかったんですけど、本屋で立ち読みで全部読んで(周囲から「え!?という声が」)。でも、本を買ってしまったのであまり意味はなかったんですけど(笑) 僕はHow to本が好きで、仕事を効率的に進める本とか(笑) この原作を人間ドラマ等をからめながらどうやって伝えていくんだろうなというのが興味がありました。これからどのように人間ドラマがマネジメントと絡んでいくのか楽しみにしています。」
中西さん「原作はかなり前に読ませていただいていたので、単純に嬉しいなと思いました。数あるキャラクター役の中から僕が桜井役になったのは、僕がチャンスに弱いからかこの役が回ってきたのかと思いまして(笑) 間違いなくお茶の間に祐之助くんの良さを伝えられると思いますので、よろしくお願いいたします。」
赤澤さん「この作品に関わるということしか聞いていなくて、どの役になるんだろうな~と思いながら台本を読んで。なんか俺の役ないな~、高校生ばっかりだしな~と思っていたら、まさかの役名つきで(笑) 今、ここにいることが信じられない感無量です。男性メンバーの中で一番若いんですけど、一番老けているので(笑) 若づくりが一番の課題だと思っています。」
内匠さん「この豪華キャストの中に選んでいただいて大変光栄です。精神誠意頑張りますので、よろしくお願いいたします。」




—視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

浜名監督「昨日、音楽の収録があったんですけど、すごくいい感じでできています。あと、画のほうもいいスタッフが揃ってますので、是非、楽しみに期待して観てください。」
日笠さん「「みなみ」がすごく演じ易くて、あまりキャラクターを作るということがなくて本当に「みなみ」として、ちゃんと人間として喋っている感覚がすごくあって、アニメファン以外の皆さまにも観ていただいて、もっともっと”もしドラ”の存在が広く伝わったらいいなと思っています。皆さま、是非観てください!」
花澤さん「原作を読ませていただいて”真摯”さって大事だなって思いました。学ぶことも多くて、放送が夜の10:55からということで、いろんな人に向けているんだなと思ったので、是非、アニメを観ない方にも観ていただきたいなと思います。」
柿原さん「沢山の人たちが力を合わせて、”もしドラ”という作品がアニメならではの展開とか、いろいろなことを考えて作っています。一ファンとして、一役者として浅野くんに出会えたことがすごく嬉しいです。花澤さんがさっき言っていた”真摯さ”というものを伝えることを目標にして全10話を駆け抜けていきたいと思います。」
津田さん「この原作本自体が、ドラッカーの「マネジメント」をより身近に理解できるようにドラマの中に組み込んでいくという手法をとっています。この僕でも趣旨が理解できたので、気軽に観ていただきたいと思います。」
陶山さん「普段、本を読まない僕ですら原作を二日で読んでしまったくらいで、アニメなればさらにもっと入り込みやすいと思います。幅広く、大人から子供まで観てもらいたいなと思います。」
浅沼さん「僕は本を読むのが遅いのに、すぐに読めてしまったくらいスっと入ってくる本でした。アニメにしたらまた違った視点からお客さんを引き込むことができるかなと思います。アニメから入って原作に戻るもよし、原作から入ってアニメに観るもよし、いろんな展開があってそれを楽しんでいただけたらと思います。」
仲谷さん「普段、AKB48として劇場で歌ったり踊ったり顔を見せてお仕事をしているんですが、本当に声だけのお仕事は初めてで、これからはAKB48の仲谷明香ではなく声優の仲谷明香として皆さんに知っていただけたらと思います。頑張りますのでよろしくお願いいたします。」
細谷さん「この作品を観て、私もやってみよう、僕もやってみようと思ってもらえるような作品になるよう頑張ります。」
中西さん「チャンスに弱い中西です。浅沼さんがおっしゃっていたように、地方では本当にアニメが入らないので、この作品は良い作品だと思います(笑) 本当に地方ではアニメが放送されないんです。地方に届けと言わんばかりに頑張りたいと思います。田舎のおばあちゃんに届くように頑張ります。」
赤澤さん「朽木くんという役をいただきまして、原作を読まれた方が僕の声を聞いてどう思うのか不安なんですが頑張っていきます。よろしくお願いいたします!」
内匠さん「”もしドラ”ファンの皆さん、そして”もしドラ”を買ってくださった顧客の皆さんに感動を与えられるように頑張っておりますので、どうぞご期待ください。」
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
【放送予定】
NHK総合
平成23年3月14日(月)~19日(金)
21日(月)~25日(金) (全10話)
夜10時55分~11時25分
原作:岩崎 夏海
監督:浜名 孝行
シリーズ構成:藤咲 淳一
キャラクター原案:ゆきうさぎ
キャラクターデザイン・総作画監督:宮川 智恵子
制作・著作:NHK・NHKエンタープライズ・プロダクション I.G
ストーリー
「私が野球部をマネジメントして甲子園に連れて行きます!」都立高校の弱小野球部マネージャーとなった川島みなみは経営学の大家・ドラッカーの著書『マネジメント』を手に、そう宣言した。すべては入院してしまった親友・宮田夕紀に感動を与えるために。だがこの野球部は問題が山積みだった。言いたいことが部員に伝わらない監督、レギュラーであることを疑問に思う俊足外野手、キャプテンであることを悩む四番打者、そして監督への不満を抱えたエースピッチャー。みなみの目の前には多くの難題が立ちはだかる。野球部にとっての「顧客」とは? 部員のやる気を引き出すための自己管理目標とは? マーケティング、社会貢献、高校野球へのイノベーション。『マネジメント』に書かれた企業経営や組織論のエッセンスを高校野球に応用し、みなみと野球部員達は甲子園に出場できるのか?
キャスト
川島みなみ:日笠陽子
宮田夕紀:花澤香菜
浅野慶一郎:柿原徹也 
柏木次郎:陶山章央
加地誠:津田健次郎
二階正義:浅沼晋太郎
北条文乃:仲谷明香 
星出 純::細谷佳正
桜井祐之助:中西英樹
朽木文明:赤澤涼太
新見大輔:内匠靖明
音楽
オープニングテーマアーティスト:azusa (ポニーキャニオン)
エンディングテーマアーティスト:momo  (ポニーキャニオン)
(c) 岩崎夏海・ダイヤモンド社/NHK・NEP・IG
公式サイト アニメ『もしドラ』NHK公式サイト
http://www.nhk.or.jp/anime/moshidora/
アニメ『もしドラ』プロジェクト・サイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました