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日本映画批評家大賞、 新人声優賞にガルパン渕上舞 「あの時、声優をやめなくて良かった」

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5月25日に日本芸術劇場にて「第25回日本映画批評家大賞」の授賞式が行われた。

近年はアニメーションに関係する賞も新設され、今年からはアニメーション部門は独立して執り行うこととなった。25日はアニメを中心とした授賞式が行われた。

■5月25日(水)アニメ部門

新人声優賞:渕上舞「ガールズ&パンツァ―劇場版」
      水瀬いのり「心が叫びたがってるんだ。」
最優秀声優賞:小桜エツコ「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」
       中尾隆聖「ドラゴンボール 復活の『F』」
サンクチュアリ作品賞:「ガールズ&パンツァー劇場版」
ファミリー作品賞:「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」
監督賞:橋本昌和「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」
作品賞:「バケモノの子」
功労賞:友永和秀、内田健二、渡辺宙明
ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):永井豪

■受賞者コメント

新人声優賞 渕上舞
思い起こせば4年前に西住みほと出会ったんですが、その頃はうまくいかない日々の中で声優人生最後と思って望んだ作品でした。その後のお仕事で色々なキャラクターと出会うたびにあの時辞めなくてよかったなと思います。これからもすこしでも長く西住みほとしていられたら良いなと思います。これからも一段一段声優としての階段を登っていけたらと思います。

新人声優賞 水瀬いのり
成瀬 順というキャラクターは言葉を封印されたキャラクターで、声優として難しいキャラクターでした。当時はまだ19歳で多くの先輩の助けの中、難しいキャラクターをやらせていただきました。これからかかわらせていただく作品にも多くのことを学べればと思っています。

男性最優秀声優賞 中尾隆聖
この業界に入っては60年近くなり、フリーザというキャラクターとあえて良かったと思います。昔は人間のキャラクターも演じておりましたが・・・『復活のF』の「F」はフリーザの「F」とファンの皆さんへの「F」だという話をスタッフのかたとお話をしていました。

女性最優秀声優賞 小桜エツコ
ここにジバニャンが一緒にいるのが不思議な気持ちですね、ジバニャンからは色々なエネルギーを貰いました。これからはファンの皆様のためにもお仕事に真摯に向かってやらせていただきたいとおもいます。「俺っちジバニャンに慣れて本当に良かったニャン これからも一生懸命やるからよろしくニャン」

ファミリー作品賞 「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」 Level5 CEO 日野晃博
テレビゲーム、アニメに関わらせていただきましたがこのような賞は初めてです。他にも映画にも関わったことがあるのですが、それらは世に認知されてから関わるというのがプロセスでした。この妖怪ウォッチだけは始めて自分たちで1からプロセスを組み立てた最初の作品でした。これからも作品をしっかりと作って世に出したいなと思っています。第3作品目には実写とアニメのハイブリッドとなっております。豪華声優陣と豪華俳優陣とタッグを組んで制作しております。

サンクチュアリ作品賞 「ガールズ&パンツァー 劇場版」バンダイビジュアル 杉山潔プロデューサー
もともと地域振興に役立とうということは考えていなかったのです、リアリティを描くために大洗の方に街を壊させてもらえないかなとご相談に伺ったのが最初でした。ファンの方、地域の方に様々なご協力、支えてくださったおかげでここまで成長出来たのではないのかなと考えています。

監督賞 「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」 橋本昌和
クレヨンしんちゃんはコメディ映画でいかにバカバカしく描くかということに力を入れればなと考えていたのですが、このような賞を頂いている以上はまだバカバカしさが足りなかったのではないかなと考えています。しんのすけからも言われていますが、今年はクレヨンしんちゃんはアニメが25周年なので是非よろしくお願いします。

作品賞 「バケモノの子」 斎藤雄一郎プロデューサー
私たちは幸せだと思います。映画というのは細田監督とも話をしているのですが、映画は観てもらえなかったら次はないという世界です。「おおかみこどもの雨と雪」の後に細田監督にお子さんがお生まれになって未来を担っていく子供たちに、大人たちが何をしてやれるかということを考えたのが今作品のスタートでした。アニメ作品はたった一人で作れるものではなく、多くの才能溢れる方が集まって出来上がるものです。これからも子供たちに何かを伝えていけたらと考えています。

功労賞 友永和秀
まだ漫画映画と言われた頃にこの仕事に就けたらどれだけ良いだろうと思って、高校卒業後45年経ってこの賞を頂きました。最近ではルパン三世パート4の監督もやらせていただいておかげさまでご好評を頂きました。私を支えてくださったスタッフたちに感謝します。

功労賞 内田健二
来年2017年に日本アニメーションは100週年となります。様々な才能のある先輩、情熱のある方が引っ張ってきた業界です。またこの度このような賞を頂いてより一層力になれればなと思っています。

功労賞 渡辺宙明
昨年の夏に90歳になり、このような名誉ある賞をいただき有り難うございます。戦時中は映画音楽に携わりたいと思い、戦後そのような道に入りましたが、特撮、アニメの作品に入ってからは本当に自分の作りたいものを作らせていただきました。

ダイヤモンド大賞 淀川長治賞 永井豪
アニメーションに関わって45年、漫画家としては来年50周年ですが、企画書からキャラクターまで山のように描き上げましたが、それらは全て漫画を描く合間にやっておりまして、当時は死ぬような思いを毎日しておりました。TVアニメから漫画からOVAまでもうなん作品作ったか覚えておりません。先月イタリアに招待されましたが、4日間20数万人の方が訪れまして、そこでも賞をいただきまして、その際に自分の作品のキャラクター達のコスプレをした方々が壇上に上がった時に自分のスケッチブックから飛び出てきたんだと感銘を受けました。アニメーションは数多くの方々が関わって作っておりますそういったスタッフの方々にもお礼を言いたいですありがとうございました。

最後には大洗町から駆けつけた町の人達とのフォトセッションも行われ、渕上を中心に壇上で「パンツァー・フォー」と大きく拳を上げてアニメ部門の幕を閉じた。

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[取材・文:畑史進]

日本映画批評家大賞 2016公式サイト
http://jmcao.org/

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