映画レビュー ミシェル・ゴンドリー監督最新作『グリーン・ホーネット』!!




あのブルース・リーも出演し、大人気を博した米TVドラマを長編映画としてリメイク。監督はミシェル・ゴンドリー。主演にアメリカの人気コメディアンのセス・ローゲンを迎え、かつてブルース・リーが演じたカトー役を台湾の若手役者ジェイ・チョウが扮し、さらにキャメロン・ディアスが華を添える。



二代目新聞社々長のブリット(セス・ローゲン)は、夜は相棒カトー(ジェイ・チョウ)と緑色のマスクとスーツを着用し、グリーン・ホーネットになって街の悪党どもを蹴散らしていく。後に二人は、ハイテク装備満載の武装車を乗り回してギャングを支配するチュドノフスキーに挑戦する…というお話。
眼目はド派手なアクションであり、コレを大いに盛り上げてくれるのがカトー製造によるマシンガン搭載のハイテク武装車だ!!とにかく弾丸は炸裂しまくり、車はクラッシュ、カトーのカンフー・ファイト、迫力満点の大爆破も観られる…という物量アクションは中盤を過ぎたあたりから過激さを増し、クライマックスでは絶頂となる。これぞアクション・エンターテイメントの凄みなのである!!
また、バディ・ムービーならではの凸凹コンビぶりの描写もしっかりと描かれているのも良い!!二人の仲間割れによる格闘シーンも殴り合いのみというベタなモノではなく、モノをブッ壊したり玉蹴りを喰らわせたり…とにかく二人が派手に暴れまわってくれるのだ!!しかも、コミカルさを交えて観る者を軽く笑わせてくれるのだ!!
ミシェル・ゴンドリー監督は本格的なアクション映画は本作が初めてだが、しっかりとツボを押さえて面白い作品に仕上げることができたのだから、今後はコレを上回るアクション大作を大いに期待したい!!アクションをより一層体感したい…という方は、3D版をオススメする!!
レビュアー:佐々木 貴之
『グリーン・ホーネット』
2011年1月22日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー
新感覚映像派の鬼才ミシェル・ゴンドリー監督 最新3Dバディ・アクション!
ロスの夜に出没する“グリーン・ホーネット” その正体は  悪を装い、悪を刺す・・・
“ダメな2代目社長とイケてるおかかえ運転手”コンビだった!
監督:ミシェル・ゴンドリー 『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』『僕らのミライへ逆回転』
出演:セス・ローゲン/ジェイ・チョウ /キャメロン・ディアス/クリストフ・ヴォルツ
公式サイト:http://www.greenhornet.jp/
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