タランティーノ最新作『ヘイトフル・エイト』第88回アカデミー賞にて、作曲賞(エンニオ・モリコーネ)を受賞!

エンニオ・モリコーネ&クエンティン・タランティーノ

タランティーノ最新作、雪山のロッジを舞台に展開する密室ミステリー『ヘイトフル・エイト』が、第88回アカデミー賞にて、作曲賞(エンニオ・モリコーネ)を受賞した。

今回の楽曲は、自身が60~70年代に聴かせたマカロニ・ウエスタンを彷彿とさせるスリリングな楽曲たち。さらに、モリコーネは昨日、ハリウッドの殿堂入りをしたばかり。受賞式の瞬間、巨匠の受賞に観客全員スタンディング・オベーションで祝福した。

これまで名誉賞は1度受賞しているものの、アカデミー賞では5回ノミネートのみで、作曲賞受賞は意外にも初。かねてよりモリコーネを敬愛し続けているタランティーノは『キル・ビル』シリーズや『デス・プルーフinグラインドハウス』、『イングロリアス・バスターズ』や前作『ジャンゴ 繋がれざる者』等多数、モリコーネの楽曲を使用している。これまでスケジュールなどで成立しなかったが、ようやく本作でタランティーノ×モリコーネの超最強タッグが実現!

■エンニオ・モリコーネのコメント
「素晴らしいサウンドトラックには素晴らしい映画無くてはいけません、クエンティン・タランティーノ監督に感謝を捧げます、私を選んでくれてありがとう!」

「ヘイトフル・エイト」アワード受賞歴
第19回ハリウッド映画賞<アンサンブル演技賞>
第28回シカゴ映画批評家協会賞<作曲賞>
ナショナル・ボード・オブ・レビュー<助演女優賞・脚本賞・トップ9作品>
第19回ラスベガス映画批評家協会賞<作曲賞>
第12回セントルイス映画批評家協会賞 <作曲賞>
第41回ロサンゼルス映画批評家協会賞<作曲賞次点>
第10回オクラホマ映画批評家協会賞<トップ10作品>
第6回ブラック映画批評家協会賞<トップ10作品>
第11回オースティン映画批評家協会賞 <作曲賞>
第19回フロリダ映画批評家協会賞<助演女優賞次点>
第11回ノーステキサス映画批評家協会賞<助演女優賞>
第20回サンディエゴ映画批評家協会賞<助演女優賞・音楽賞・アンサンブル演技賞次点>
第73回ゴールデン・グローブ賞<作曲賞>
第20回カプリ・ハリウッド映画祭<作品賞、主演男優賞、助演女優賞、作曲賞>
第12回アイオワ映画批評家協会賞<作曲賞>
デンハー映画批評家協会賞<作曲賞>
第9回ヒューストン映画批評家協会賞<作曲賞>
セントラルオハイオ映画批評家協会賞<助演女優賞次点、アンサンブル演技賞次点>
第5回ジョージア映画批評家協会賞<作曲賞> 
第9回女性映画ジャーナリスト同盟映画賞<作曲賞>
第21回放送映画批評家協会賞<作曲賞>
第20回オンライン映画&テレビジョン協会賞<助演女優賞、作曲賞>
第69回英国アカデミー賞<作曲賞>

【ストーリー】
雪嵐のロッジに閉じ込められたクセ者8人、そこで起こる殺人事件。
ぶつかり合う「嘘」と「嘘」、やがて浮かび上がる予想外の「真相」―。生き残るのは誰だ!?
舞台は山の上のロッジ、登場人物は吹雪でロッジに足止めを食らい、一夜をともにすることとなったワケありの7人の男と1人の女。そこで起こる密室殺人。一体誰が、何の目的で?吹雪が作り出す密室で、疑心暗鬼で張り詰めた緊張をほぐすため、またお互いを探り合うため、他愛のない会話をかわす面々。やがてそれぞれの素性がすこしずつ明らかになり、偶然集まったかに見えた彼らの過去が繋がり始めた。そこで再び、予想を超えた出来事がー。オープニングから気を緩めることのできない、すべての会話と視線、何気ない身振りに仕掛けられた巧妙かつ緻密な伏線。タランティーノ印のブラックな笑いと過剰なアクション満載の、かつてない謎解きを見破ることはできるのか?!

『ヘイトフル・エイト』
全国大絶賛ロードショー中!
(C) MMXV Visiona Romantica, Inc. All rights reserved.
配給:ギャガ
公式サイト:gaga.ne.jp/hateful8

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