ミルキィホームズ、明坂聡美、桜井弘明監督登壇!『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~』初日舞台挨拶レポート!

ミルキィホームズ

「探偵オペラ ミルキィホームズ」シリーズ開始から7年目にして、オールスタースタッフ&キャストが揃った待望の劇場版が2/27(土)より、新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズほかにて全国ロードショー!

公開初日の新宿バルト9にて出演者でもあるミルキィホームズの三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみの全4人とアルセーヌ役の明坂聡美、そして桜井弘明監督が上映前に登壇しファンの前で舞台挨拶を行った。

■遂に公開初日を迎えましたがどんなお気持ちでしょうか?

三森:アフレコをしたのが去年の秋頃で、あれよあれよというまに年が明けて、取材をたくさん受けて、完成披露試写会を観たりして、待ち遠しい毎日でした。日が明けた瞬間Twitterで「おめでとう」と下さったファンの方、ありがとうございます!

徳井:ミルキィホームズはゲームで生まれて7年目になり、長いコンテンツですが、今回華々しく「劇場版!」と大きなことになって本当に良かったなと思います。これもひとえに支えてくださったミルキアンの皆様のお陰でございます。この劇場版を期にもっともっと多くのミルキアンが増やせて、楽しんでいただければ良いなと思います。

佐々木:劇場版という夢が叶えられたのも作品を応援してくださる皆さんのおかげだと思っているので、早く観て早く感想を教えてもらいたくてこの日を迎えられたことを嬉しく思っています。自信を持って私たちや制作陣の方が作りましたので是非楽しんで下さい。

橘田:映画の話を聞いて1年ぐらい経ったのですが、上映されるのか疑問に思った8ヶ月があり、今日Twitterでいっぱいメッセージを頂いて、皆私たちと同じ気持ちで待ってくださっていたのが嬉しいです。7年目らしい涙のシーンもあるので是非号泣して下さい!

明坂:6年前に制作発表から皆が衣装を着て、ゲーム、ラジオ、アニメ化コミカライズ化と盛り上がってここまでよく来たなと本当に感慨深いです。これも皆さんがライブ等に参加してくださり、一つ一つの応援が結晶になったと思います。バルト9を通る度にポスターを観て楽しみにしてました。

桜井監督:楽しい物を作りたいというのがあって、まず自分たちが楽しめるものというのを掲げると、ミルキィ愛を持ったスタッフが沢山いるので、あぁしよう、こうしようと言い合うんです、声が入って、音楽が入ってと皆で寄って集って作るのが本当に楽しいのです。その楽しいということは皆さんに伝わると思います。

「ミルキィホームズ プロジェクト」は今年で5周年ということで一同がどよめく中、エルキュール役の佐々木がオーディション当時は18歳で、来月25歳になると話し会場内は拍手で包まれ、佐々木が「四捨五入すると・・・」と言うとすかさずシャーロック役の三森が真剣な表情で「そのネタ譲るよ」と切り込むコアなファンには微笑ましい一面もあった。

■劇場版の話を聞いた時どう思われました?

三森:本当?って思った

橘田:ギャグアニメの劇場版というのが想像できなくて60分以上のストーリーが想像つかなかった。

三森:今まで1期2期からオルタナティブ、それからゲームと沢山の側面がミルキィホームズにはあって、ダメダメな側面とかトイズがしっかり使えるシャキーンな感じとか。
そこで劇場版はどんな感じになるのか凄い気になってました。

■明坂さんは怪盗帝国のアルセーヌ、そして生徒会長のアンリエット2つの立場から劇場版はどういう感じでした?

明坂:びっくりしました、アルセーヌも1期の時にはトイズが使えなくなったことに残念に思っていたのに、2期になるとブチ切れで、劇場版ではどう動くのか気になりましたけど。今作品は怪盗帝国としても今までで一番物語が動くという風になっているので、G4も絆が見えていたりと。ふざけている時には全力でふざけて、しっかりするときには全力でしっかりして、それらがいっぱい詰まって凄く面白いです。

桜井監督:やっぱり出てくるキャラクター皆大好きなんで、時間の中でそれぞれ見せ場をもたせようと思ったんです。背景の中に今までテレビシリーズで出てきたちょいキャラも出してあげてるんです。制作サイドも入れすぎるんで、あいついたのか!?となったこともありました。

■今作品は第1期、第2期の様なコメディ色が強い作品ですが、劇場版を製作される中で意識されたことは何ですか?

桜井監督:1期、2幕の雰囲気を引きずりつつ、キャラクターそれぞれの特徴をいかに魅力的に見せようとそれを一番に考えました。そうすると後は勝手に動いてくれるんです。結構キャラクターは出来上がっているのでアフレコもスムーズに終わりました。

三森:シャロは演じていると本当にストレスフリーなんです。

桜井監督:ミルキィホームズは皆アホアホで可愛いけど怪盗帝国は皆変態揃いなんだよね

明坂:本当にうちは大変なんです!1期の時はここまで酷くなかったのにどうしてこうなったのかと思う奴らばっかりで

桜井監督:あれは森脇さんの世界観を大切に引き継いだ結果だよ(笑)

ここでG4の明智小衣を演じた南條愛乃からのビデオメッセージが上映された。

南條:ずっと小衣を演じてきましたが、色んな表情、いろんな側面をお見せすることが出来たんじゃないかなと思っています。アフレコが始まるのがとても楽しみで、当時も特に楽しくってテレビシリーズ、小衣を演じるとこんなに疲れていたんだということを思い出しました。今作の小衣はパワフルでお馬鹿なだけじゃなく、ちゃんとかっこいい所も観てもらえると思います。

南條から自分が大変な時期であったのだが、ミルキィホームズたちは何かありましたか?という質問に対し、三森、コーデリア役の橘田から「歌が大変だった」という発言が出た。2幕では有名な「なまこソング」というがあったが、そのアフレコの際に歌唱指導で桜井監督が同席し、今作品にも1曲、入れようと言う桜井監督の提案で、ミルキィホームズが囚人服を着るシーンで、橘田の有名なアフレコ歌唱ではなく、三森と2人での歌唱シーンのために本作品のアフレコ後、桜井監督自らウクレレを持って歌唱指導をしたという。明坂は、テレビシリーズよりも怪盗帝国が変態度を増して帰ってきたことについて、共に別撮りのストーンリバー役の寺島と2人でアフレコが終わった後に寺島の顔を見ると視線を合わせてくれなかったというエピソードも披露した。さらに、森脇総監督からサプライズで「お気に入りの作品に再び関わることが出来たという奇跡が起きました。奇跡はあると信じて下さい」という旨の手紙が読み上げられ壇上のキャスト陣は大盛り上がりとなった。

■最後に

桜井監督:何回でも観て楽しんで下さい、僕は何度も観ました!監督だから当たり前ですけど(笑)楽しんでいただければ幸せです。

明坂:全てが結集された作品で、色んな所でいろんな人達の思いがこもっている作品なので一つ一つ丁寧に見て下さい。(桜井監督に)次は劇場版怪盗帝国を作って下さい!

佐々木:今まで本当にミルキィホームズを観てきたと思いますが、これからまた新しいミルキィホームズを観ることになります、これからもミルキィホームズを好きになって下さい

徳井:劇場でこんなに沢山のお客さんに囲まれて一緒に楽しめると思うと嬉しいです。今までのミルキィを観てきた方は「おっ」と思われたりするでしょうし、初めてミルキィを観る方は劇場版で疑問に思ったらテレビシリーズを観ていただけたらと思います。

三森:世の中いろんなアニメ作品があるなか、最もカオスなギャグアニメ ミルキィホームズを大好きになってくださるのは皆さん本当に良いセンスだなと思います。スタッフさん、キャストの皆さんが持っている愛をギュッと詰め込んだ作品になっています。後ろに出てくる懐かしキャラに注目するためにまばたき禁止で!

橘田:(餃子解説員の橘田いずみ)「私は宇都宮で上映がしたいんです!」熱弁したんですが、なんと4月から劇場拡大で宇都宮でも上映されるようになったみたいです!7年目にして劇場版になったのは本当に皆さんのおかげで、もっともっと長く続けて行きたいです。

[取材:畑 史進]

【あらすじ】
研修旅行に来ていたミルキィホームズの4人。サルたちに囲まれ温泉につかり、のんびりしているところに警報が鳴り響く!怪盗帝国の4人が宝を狙ってやってきたのだ。ミルキィホームズVS怪盗帝国、双方トイズをフルに使っての激しいバトルが繰り広げられる!さらにGenius4の面々も駆けつけ、三つ巴の激闘に発展!その大激闘の最中に、上空から激しい雷が!!被雷したミルキィホームズの4人はまたしてもトイズを失ってしまう・・・

『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~』
新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズほか全国公開中
(C)劇場版ミルキィホームズ製作委員会 (C)HiBiKi
配給:ポニーキャニオン/ブシロードミュージック
公式HP:mh-movie.com

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