「『王子様（笑）シリーズ』 ドラマCD ～王子様はカエル～」の収録現場より、自称イケメン、どう考えてもMのオレ様な新キャラクター「カエルの王子様」の王子様役 杉田智和さん、天然・不思議ちゃんな純愛の人「ラプンツェル」の王子様役 石田 彰さんと、今回は思いがけない騒動に巻き込まれてしまったチャーミング殿下「シンデレラ」の王子様役 鈴村健一さんから収録後のコメントを頂きました！！
「カエルの王子様」の王子様役：杉田智和さん、「ラプンツェル」の王子様役：石田 彰さんインタビュー
――収録を終えての感想をお願いします。
杉田：カエルの王子様役として今回からの参加になりますが、原作となる童話を踏襲したストーリーということでかなりの驚きを感じています。「あれ？ こんな話だったかな……」と感じたりもしましたが、それは童話を基にした亜流のアニメやゲームを多く見てきたからかもしれません（笑）。本作では王子様の素顔が王子様の視点から描かれているのが特徴ですよね。それもまた童話の解釈のひとつの答えとして成立するのだとついつい納得してしまいました。
石田：今回は『カエルの王子様』のお話に茶々を入れるという形でラプンツェルの王子様は登場しています。このシリーズに出演させてもらう度に感じるのが、子供の頃にあまり童話を読んでいなかったんだなぁということ。当時の僕は『シンデレラ』や『白雪姫』ぐらいしかまともに読んでいなかったんでしょうね（笑）。なので、こうやって新しい話を発掘していけるというのも自分の中では楽しみになっています。
――印象に残ったシーンはありますか？
杉田：どの王子様たちも自分の存在に関する部分では、他者に対して絶対に譲らないというのがシュールで面白かったです。そこで少しでも妥協したり否定しまうとお話そのものが消滅しかねませんからね（笑）。各王子様は自分以外の童話を把握していませんし……。昔、おとぎ話の主人公たちが一斉に登場する『桃●郎伝説』というゲームがありましたが、それをつい思い出してしまいます（笑）。
石田：ラプンツェルの王子様は「カエルとお姫様が結婚したら面白そうじゃん」と思って動いていたんですが、実際には人間のお姫様をカエルに変身させて国に連れていくプランだとわかって驚くんですよね。ただ、彼自身も衝撃を受けているようでありながら、芯の部分では軽くて。きっとまだまだ感情の面などでは子供なんでしょう。大人がしているようなことはすでに経験しているというのに（笑）。
――「カエルの王子様」の王子様を演じられた感想をお願いします。
杉田：割とイマドキの若者に近い思考や言動をしているので、童話の中のキャラクターという印象は一気に拭われた気がします。僕としても現代劇に近い感覚で演じさせてもらいましたし、キャラクター自体にギャップを感じるようなことはありませんでした。物語の流れもおとぎ話と近い展開になっていきますし、そこは嬉しかったですね。彼だけとんでもないパラレルな結末を迎えていたとしたら目も当てられませんし（笑）。
――以前出演して頂いたときと比べて、「ラプンツェル」の王子様のギャップや新しい一面がございましたら教えて下さい。
石田：ラプンツェルの王子様は、最初はただのバカ王子という印象だったんですが、演じる度にそこに“子供っぽさ”がドンドン加わってきていると感じました。でも、それこそがキャラクターを育てていくことなんだなと実感しています。
――ファンの皆様へのメッセージをお願いします。
杉田：普段なかなか覗くことのできない童話の世界は、まるで高校の部室のような懐かしくも心地よい空間に通ずるものがありました。僕もリラックスして、お姫様のセリフを復唱するときはその部分だけ好みの女性声優さんの声に脳内で吹き替えてしまって……大変申し訳ありません（笑）。皆さんも一緒に楽しんでくれると嬉しいなぁ。よろしくお願いします！
石田：僕の知っている人の中にも「カエルは嫌だ！」という人がいます。実際、カエルの王子様もヌメヌメしているという表現もありましたが、杉田くんのお芝居の力もあってカエル嫌いの方にも楽しんでもらえる口当たりになっていると思います。王子様（笑）シリーズではありますが、今回は“女王様シリーズ”的なテイストも加わっているので、そういう傾向がある人にも楽しんでもらえると思います。
――ありがとうございました。
「シンデレラ」の王子様役：鈴村健一さんインタビュー
――収録を終えての感想をお願いします。
鈴村：相変わらず価値観を変えてくれるシナリオで、非常に楽しく収録することができました。毎回シナリオを頂くのが楽しみで、その分期待して読むんですけど、今回も裏切ることがない意外な展開を見せて頂いて、むしろ感謝しています。ありがとうございます（笑）
――印象に残ったシーンはありますか？
鈴村：アラジンさんは初対面だったんですけど、アラジンって僕のイメージだとすごく精悍で、かっこいい真面目な人のイメージがあるんですけど、このアラジンはとんでもないやつだなと思いました（笑）私利私欲の塊っていう設定からして、ニヤニヤしてしまいました（笑）
あと、後から登場してくるキャラクターたちがどんどん濃くなっている気がします（笑）おかげでシンデレラがわりと普通の人に見えてきたというか、行動の理由としては一番理にかなってますよね。自分の従妹をカエルの呪いから守ろうとするっていうのは至極当然ですごく常識人っぽかったので、やり方はどうであれ、新たな一面が見られたと思います。
――これまでと比べて、今回キャラクターの意外な一面や発見があれば教えて下さい。
鈴村：最初の頃のシンデレラはもうちょっと冷めてました。でも、最近はわりと情熱的に人と関わるようになってきたかなって気がします（笑）なんとなくシナリオも人の話を聞くようになってきた感じがするので、やっぱり結婚の効果があったんだなと（笑） 結婚して丸くなってきたんですね。
シンデレラって王子様たちの中でも一番幸せっぽい結婚をしてると思うんです。彼は、良い嫁さんを見つけられて良かったなって思いますね。
――ファンの皆様へのメッセージをお願いします。
鈴村：収録前に、この作品をやるにあたって特設サイトを確認したんですけど、サイトは乙女に向けてピンクでポップな感じなんですけど、お話の内容はパンチがきいていて、良い意味で期待を裏切ってくれる素敵なCDだと思っていますので、ご覚悟の上聴いて頂きたいです（笑）でも、聴いてくれた人はきっと「あ、これは新しいな！」と思ってくれると思います。シリーズも続いてきて皆さんが支持してくれてるんだっていうのもすごく嬉しいですね。
残念ながら甘いセリフの一言も言いませんが（笑）すごくキャラクターも立っていて、掛け合いも面白いシリーズなのでこれからもどんどん盛り上がって欲しいです。まだ聴いていない方はこれをきっかけに過去のシリーズも沢山ありますので、応援して頂ければと思います。宜しくお願いします！
――ありがとうございました。
「王子様（笑）シリーズ」ドラマCD ～王子様はカエル～
2011年3月24日発売予定
定価：2,625円（税込）
発売元・販売元：フロンティアワークス
発売協力：ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
キャスト
「カエルの王子様」の王子様：杉田智和
「シンデレラ」の王子様：鈴村健一
「ラプンツェル」の王子様：石田 彰
「アラジンと不思議なランプ」の王子様：宮野真守
従者：竹本英史
あらすじ
「シンデレラ」の王子様のお城で催される園遊会。
そこには賓客として「ラプンツェル」「アラジンと不思議なランプ」の王子様たちの姿も。
3人が話していると、そこへ突然喋るカエルが現れる。
過去に「シンデレラ」の王子様がカエルの王国の秘宝を台無しにした代償として、意中のお姫様との仲を取り持てというのだ。かくしてカエルの婚活を手伝うことになった王子様たち。全く振りむく気配のないお姫様の攻略方法とは？そもそもカエルと人間の結婚は実現するのか？？
連動購入応募特典
ドラマＣＤ 第3弾「王子様と眠れる森」（FCCN-0075）・第4弾「王子様はカエル」（FCCN-0077）登場キャラクター（8人の王子様）によるスペシャル読み語りＣＤ（新キャラクターがメインとなる読み語りＣＤ）
「王子様（笑）シリーズ」特設サイト
http://www.fwinc.co.jp/princewww/
(C)フロンティアワークス
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