『コリン LOVE OF THE DEAD』公開記念 「東京国際ゾンビ映画祭2011」開催!!




製作費わずか45ポンド(約5856円、※2010年12月1日現在)で作られ、その低予算とは思えない完成度の高さで世界の映画界を震撼させた注目のゾンビ映画『コリン LOVE OF THE DEAD』が、いよいよ3月5日(土)より公開。本作公開を記念し、2月26日(土)~3月4日(金)の一週間、スクリーンでは滅多に観られない伝説の傑作ゾンビ映画の数々を一挙上映する「東京国際ゾンビ映画祭2011」を開催される。
映画祭初日、『コリンLOVE OF THE DEAD』特別先行上映前に、TV「ほんとにあった怖い話」『リング0 バースデイ』『おろち』などを手がけた“ジャパニーズ・ホラー”の巨匠・鶴田法男監督によるトークイベントを行われた。



満席となった劇場に鶴田監督が登場、映画評論家、江戸木純氏司会の下『コリンLOVE OF THE DEAD』について語った。『パラノーマル・アクティビティ』の公開などで、低予算でヒットする映画をつくることを要求されるようになり、さらに低予算の『コリン~』の話を聞いて、「監督やってられなあいなあ」と、はじめは嫌な気分で観にいったという鶴田監督。しかし実際に観てみると、ゾンビが主人公なのに怖さを追究していない切ない映画で、奇跡の体験だった、と絶賛。怖いだけじゃないところが成功の秘訣なのでは、と江戸木氏も頷く。本作のマーク・プライス監督が来日した際に対談をした鶴田監督は、映画オタクの作った自己満足ではなく、作家性のある作品で、映画的なマインドは一流映画に匹敵する、とマーク監督の映画に向き合う姿勢を称賛した。
実際に彼と話したときに、「ゾンビに興味があるのではなく、人間が危機的状況に陥ったとき、どう行動するのかということと、ゾンビという感情がないキャラクターを、どうエモーショナルに描き共感できるようにするかというのが、自分の挑戦だった」と語っていたと明かした。鶴田監督は、最後に『コリン~』をリメイクしたいと野望を語ってトークショーの幕を閉じた。



『コリン LOVE OF THE DEAD』
3月5日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか
全国順次公開!!
製作・監督・脚本・撮影・編集:マーク・プライス 
出演:アラステア・カートン/デイジー・エイトキンズ/リアンヌ・ペイメン
2008年/イギリス/カラー/97分/日本語版字幕:江戸木純 
配給:エデン 
公式サイト:http://www.colinmovie.jp

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