金正恩とは何者なのか?謎のベールに包まれた後継者をコミックで読み解く!「マンガ金正恩入門」発売



TOブックスは「マンガ金正恩入門」を7月22日(金)に発売した。本作品は、ベールに包まれた北朝鮮の後継者・金正恩およびその独裁政治の実態をコミックで分かりやすく紹介。また、「マンガ金正日入門(飛鳥新社刊)」の監修を行った李英和氏が本書でも監修を務めるだけでなく、関係者筋の有力な情報や証言等に基づいて構成された衝撃の一冊となっている。

2010年9月28日、朝鮮労働党代表者会で金正日総書記の後継者として公式に登場した、金正日の息子、金正恩(キム・ジョンウン)。この謎多き若き後継者と、三代世襲の独裁体勢の実態をマンガで分かりやすく解説。 本書ではまず、金正恩が党中央軍事委員会副委員長に任命され、その姿が世界中に発信されるまでの偶像化の過程と人民の受け止め方、その裏で後継者レースから脱落していった金正男(キム・ジョンナム)と金正哲(キム・ジョンチョル)について言及。次に、金正恩が指揮したとされる、サイバー テロ、哨戒艇沈没事件、延坪島砲撃事件、核実験について説明、そして、貨幣改革の失敗、人民の貧窮と権力者の贅沢な生活、密輸による外貨獲得と いった不安定な内政と、粛清によって維持される独裁政権が描かれている。また、亡命した元朝鮮労働党書記の黄長燁(ファン・ジャンヨプ)氏との対立や、2万人を超える脱北者など、情報流出に歯止めがかからない現実、 さらに金正男の三代世襲批判発言や彼を擁護する中国との関係などから、崩壊しつつある北朝鮮の独裁体制の実態を丁寧に解説。金一族の圧政に人民の抵抗はもはや避けられない、欺瞞と矛盾に満ちた恐怖政治の実態を抉った問題作。
『マンガ金正恩入門』
定価:1,260円(税込)
発行元:TOブックス 
河泰慶/作 崔炳善/漫画 李英和/監修
公式HP:http://www.tobooks.jp/

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