乙女ゲーム×少年マンガ 『アルカナ・ファミリア』アフレコインタビュー[主人公の母・スミレを演じる井上喜久子さん編]


 


地中海に浮かぶ小さな島・レガーロ島を舞台に繰り広げられる、タロットカードをテーマにしたイタリアンファンタジー&恋愛ストーリー。“乙女ゲーム×少年マンガ”をコンセプトにしており、恋愛は勿論、アクションも楽しめる作品です。今回は、主人公(プレイヤー)であるヒロインの母親であり、ジャッポネからやってきたミステリアスな女性スミレを演じる井上喜久子さんにインタビューしました!!

――収録を終えての感想をお願い致します。
井上喜久子さん(スミレ役/以下井上):台詞を喋りながら役に入り込んでしまうほど楽しくて、また役柄的に演じやすいというか、感情移入しやすいキャラクターだったので、収録が終わっても、もっと喋っていたいと思いました。
――感情移入しやすいと感じた部分はどこですか?
井上:私自身が母親であり、娘がいるという共通点があるので、娘を想う気持ちは分かりますし、作品の中で描かれているんです。ですので、そういったシーンは演じやすかったです。
私、結構、母親役が多いんですけど、母親を演じる時ってお色気封印なんですよ(笑)。でも、スミレは母親である反面、元花魁ということもあり、1人の女性としての魅力も充分にある人なので、そういう所をちょっとでも出せたら嬉しいなと思いながらやりましたね。
――スミレについての印象を教えて下さい。
井上:色々な面を持っている、というのがとても魅力的ですね。キャラクターイラストを見て頂くと分かると思いますが、妖艶で美しい人ですが、こんなに美しい人が、実は「アルカナ・ファミリア」という組織の母親的存在でもあり、一人娘の母でもあり、また、元花魁であり占い師…と、様々な魅力に溢れていて。台詞の中でも色々なタイプのスミレが出てくるので、とても奥深いキャラクターなんじゃないかなと思いました。
――印象に残っているシーンはありますか?
井上:スミレが登場した時から娘(主人公)に言っていることなんですけど、「女の子は守られるだけではダメよ?貴女が守るくらいの心意気でね」っていう台詞があって、それを母から娘に教えてあげているような、女性も強くないといけないよというのを伝えているシーンですね。また、スミレは凛としている部分と、母としての優しい部分とどちらも作中に出ているので、そういった所ですね。
――スミレのご主人・モンドの印象はいかがですか?
井上:モンドとの出会いのシーンも描かれているんですけど、「あ、こんな人だからついていったんだな」というのが分かるような人でした。とても強い人なんだけど、どこかで「私がいなきゃダメなんだな!」っていう(笑)。
――他のキャラクターについてはどのような印象がありますか?
井上:みんな素敵なので、設定を読んだ時からワクワクしていました(笑)。スミレとしては、ノヴァとダンテとのかかわりが多いので、この2人が気になりますが…ノヴァのことは、他の子と比べてちょっと可愛がっている気持ちが大きいかもしれません。私個人としては、ダンテが気になります。
――最後にゲームの発売を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。
井上:本当に魅力満載の作品になっていて、とにかく、一言では言い表せないような面白い要素がいっぱいあるので、是非、楽しんで下さい。そして、何度も楽しめるゲームだと思いますので、プラスこの世界観が今後も何かを予感させるような素敵な世界観ですので、末永く応援して下さいね!
――ありがとうございます。
公式サイト:http://www.hunex.co.jp/arcana/
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