映画レビュー 超絶武侠アクション!!『レイン・オブ・アサシン』



ジョン・ウーがスー・シャオピンと共同で監督した武侠アクション。
明王朝時代。中国武術界の覇権をもたらすと言われるインドの達磨大使の二つに分断された遺体を暗殺組織の黒石らが狙っていた。黒石の女刺客である細雨=シーユー(ミシェル・ヨー)は組織に背き、達磨の遺体とともに姿を消した。阿生=アシャン(チョン・ウソン)という心優しき青年と出会って結婚し、幸せな生活を送っていた細雨は、組織の殺し屋たちから狙われてしまう。
見所は、やはりアクションシーンである。ワイヤーを使った華麗なる格闘シーン、アクロバティックな身動き・・・これらが随所に散りばめられているのが特徴的。特に四十代後半=後一年で五十歳のミシェル・ヨーが魅せつける格闘バトルは、タフな女戦士ぶりが存分に味わえ、好印象を与えてくれる!!いくらワイヤーを使っているとはいえ、アラフィフ女優のアクションは観ていて圧倒させられること間違いなし!!他にも奇術を駆使する者や殺傷針を自在に操る者といったインパクトの強いキャラクターも興味深いため、存分に楽しめる!!
また、チョン・ウソン扮する阿生が突如スゴ腕の武術家であることが判明し、これが観る者をかなり驚愕させてくれるのだ!!
基本的なストーリーは簡素化されているため、華麗なるアクションをしっかりと堪能して頂きたい!!
レビュアー:佐々木 貴之
『レイン・オブ・アサシン』
8月27日(土)より 新宿武蔵野館ほか全国公開!
(C) 2010, Lion Rock Productions Limited. All rights reserved.

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