板尾創路 カナダ・モントリオール国際映画祭に登壇



8月18日(現地時間)より、第35回モントリオール世界映画祭が開幕、映画『月光ノ仮面』(2012年1月14日公開)が正式出品され、本作品の監督・脚本・主演をつとめた板尾創路がオープニングレッドカーペットに登場した。
白のモーニングスーツに、映画を意識した“赤の眼帯”をつけ、まさに“日の丸月光ノ仮面”姿で登場!会場を一際盛り上げた。モントリオール映画祭は、世界的にも注目される北米最大級の映画祭で、今回は世界約70カ国、約300作品が出品。本年は日本作品の出品は5作品、近年では日本作品の受賞が続くなど、日本映画の注目度が非常に高くなっている中での堂々の出品となった。
板尾創路監督コメント
――『月光ノ仮面』の今回の映画祭への出品が決定してのお気持ちは?
前作の『板尾創路の脱獄王』ではアジア圏の映画祭へ出品させてもらいました。今回はもっと広く世界の方々に作品を見て頂きたいと思っていたので、北米の映画祭へもってこれたのは、その第一歩だなと、嬉しく感じています。
出品決定の要因はどこだったのか、、どこを気に入ってもらえたのか聞きたいですね。なので、明日の一般上映はすごく楽しみです。カナダの方々はどう感じてくれるのか、、ドキドキ、楽しみです。
―今日、実際レッドカーペットを歩かれての気持ちは?
想像していたより静かなレッドカーペットでした(笑)。やっと来たな!モントリオール!!って、実感してきました。
――ワールドプレミアになりますが、、
日本以外の方々に見て頂くのは非常に楽しみにしています。どんな反応なのかドキドキしますね。
――日本の伝統芸能落語は海外の方々にはどう理解されるのでしょうか?
そんなに心配はしていないです。最近では落語会に参加される海外の方々も増えていると聞きます。落語ってこういうもんですよって細かく口で伝えるものではないし、そもそも落語が理解できなくても問題なしです!
――今回は、芸人板尾創路ではなく、映画監督板尾創路として出席されていますが、違いって感じれていますか?
お笑いをやっているだけでは、今回みたいに海外の映画祭に招待されることもないので非常に光栄なことです。なんといってもここには僕のことを知らない人ばかりだということが気持ちがいいです。先入観なしに、映画『月光ノ仮面』を見て、何かを感じてもらえる。「板尾創路の」という枕言葉は海外の方々にはないですから。作品のクオリティをしっかり感じてもらえることが嬉しいですね。
――モントリオールはいかがですか?
すずしくて気持ちいのいい気候です。先週はスイスに行っていましたが、僕が訪れていた街よりここは都会だな。食事は、、やっぱり日本食が一番ですよ(笑)。
――今日の、白のモーニングスーツに赤の眼帯、非常に素敵な衣装です。監督自らのセレクトなんですか?
そうです。白×赤って日本の日の丸色でもあるし、カナダ国旗の色でもあるじゃないですか。だからいいなって思って。
――大震災以降、世界中で多くの人々が日本を応援してくれていますが、今日はその日本人代表として、日本人の頑張りを世界中にアピールできたのでは?
まさにその通りですね。今日は唯一の日本人監督としての出席者ということですし、存分に日本頑張ってるで!って発信できればと思います。
あらすじ
敗戦の痛手癒えぬ昭和22年。戦死したと伝えられた男が帰郷。男の正体は戦前、人気、実力ともに認められ、将来を約束された落語家“森乃家うさぎ”。だが男は戦争で負った傷のため、顔を包帯で包み、一切の記憶を失くしていた。かすかな記憶を辿るように男は、ただただ空ろな口調で得意としていた落語“祖忽長屋”を呟く―。

板尾創路 監督・脚本・主演第二弾作品
『月光ノ仮面』
2012年1月14日(土)角川シネマ有楽町他全国公開
板尾創路、浅野忠信、石原さとみ、前田吟
監督: 板尾創路『板尾創路の脱獄王』   脚本: 板尾創路、増本庄一郎
製作:「月光ノ仮面」製作委員会 配給:角川映画
(C)2011「月光ノ仮面」製作委員会
公式サイト:http://gekkonokamen.com


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