野島健児さんの魅惑の声を耳元で体感！？『ヒカリ』世界初！ダミーヘッドマイクで体感する舞台挨拶レポート

11月10日（木）、シネ・リーブル池袋にて「体感型ビジュアルサウンドドラマ『ヒカリ』」の舞台挨拶が行われ、ゲストとして野島健児さんと岩浪美和監督が登壇した。
今回の舞台挨拶は、『ヒカリ』でも使用したダミーヘッドマイクを用いて行われる、世界初！？となるイベント。通常のイベントであれば、ゲストの声がスピーカーから流れて舞台挨拶が行われるところだが、今回は”ダミーヘッドマイクで体感する舞台挨拶”のため、ゲストはステージに設置されたダミーヘッドマイクに”ささやき”、お客さんは耳元のヘッドフォンからゲストの声を楽しむという、不思議な舞台挨拶となった。

『ヒカリ』の本篇を楽しむために配布されたヘッドフォンを耳に挿したままのお客さんの前に、ゲストの野島さんと岩浪監督が登場すると、お二人とも早速ダミーヘッドマイクに囁きを開始。野島さんが「泣けよ」と甘い声でマイクに語りかけると、その魅惑の声と吐息がダミーヘッドマイクからヘッドフォンへと達し、客席から嬉しさのあまり思わず上げてしまった悲鳴が次々と発生した。
ゲストもファンも初めての体験とあって、お互いにリアクションを探り合いながら行われた今回の舞台挨拶では、前日に岩浪監督が書き下ろしたヘアサロンを舞台にしたミニドラマと、野島さんがイベントで朗読する演目「予感」がダミーヘッドマイクを用いて披露され、会場のファンはうっとりした様子で舞台挨拶を”体感”していた。
舞台挨拶後に行われた記者会見で野島さんは今回の舞台挨拶の感想を次のように述べました。「全員がヘッドフォンをしての舞台挨拶や演目は始めてだったので、お客さんのリアクションが普通のイベントとは全然違いました。みんな耳がふさがっているので、自分の声が出ているという感覚がないのか笑い声も大きいし不思議な空間でした。
イベントや舞台挨拶は”囁いて”成立するものはないので、一体、今日はどうなるんだろうと思いながらやりました。でも、思いの外お客さんも喜んでくれましたし(笑)　耳元に囁くとリアルな反応が返ってくるので、やっぱり耳元はくるんだなとか(笑) そういうのがハッキリとわかるのですごく楽しくなって、どんどん続けていきたくなってしまうくらい凄く面白かったです。自分で聴いていてもすごく面白かったのでダミーヘッドマイク欲しいです(笑) 音の世界は、まだまだ探るものがあるんだなと思いました」
『ヒカリ』は東京・シネ・リーブル池袋、名古屋・センチュリーシネマにて上映中。また、大阪・シネ・リーブル梅田にて2011年11月26日から上映される。
公式サイト：http://project-hikari.net/
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