セガから2011年1月27日に発売される、PSP用シリーズ最新作『戦場のヴァルキュリア3』。今回は、ネームレスの兄貴分であり、頼れる存在:戦車長のグスルグを紹介すると共に、戦車や武器のカスタマイズに深く関わる調達屋について説明していきます!
■物語と世界観
物語の舞台となるのは、征暦1930年代の架空のヨーロッパ大陸。強大な勢力を持つ「帝国」と「連邦」に挟まれた小国「ガリア公
国」で物語は展開していく。本作の主人公は、冤罪の末に懲罰部隊である422部隊、通称「名無しの部隊(ネームレス)」に落とされた若き天才士官クルト・
アーヴィング。彼らは、正規軍から捨て駒のように扱われつつ、最前線での過酷な戦場を戦い抜くことが義務付けられている。
■ネームレス キャラクター紹介
ガリア正規軍422部隊〝ネームレス〟
戦車長:No.6(グスルグ)
「俺は、クルトのお陰で今ここにいるんだ。」
当初は義勇軍に配属されたが、ダルクス人であるが故にネームレスに送られた。高い教養を持ち、人当たりがよく面倒見もよいため頼れる兄貴的存在だが、自身をリーダーの器ではないと考えており、クルトに隊長を任せる。
前隊長の死後、暫定のリーダーとして422部隊をまとめていたグスルグ。
そんな彼の元にクルトが入隊してくる事になる。
クルトの鮮やかな手腕を目の当たりにし、彼こそネームレスの隊長にふさわしいと確信したグスルグ。部隊に馴染めていないクルトを隊長として認めさせようと、隊員たちとの橋渡し役を買って出る。
同胞であるダルクス人のことを第一に考えるグスルグ。しかし、ダルクス人の人権向上を考える活動家ということが危険視され、それが原因でネームレスに落とされた。
グスルグは戦車長として戦場を駆ることになる。ネームレスの戦力の要である戦車を預かる重要なポジションだ。
■ゲームシステム紹介:調達屋について
歩兵武器購入
ネームレスのキャンプ(本拠地)に装甲車で乗り付けてくるガリア正規軍兵站部所属のカリサは、援助の少ないネームレスに物資を届けてくれる貴重な存在だ。本編の進行に伴って新たな商品が追加されていくことになる。
〝歩
兵装備購入〟では、現在使っている武器や防具を強化できるほか、上級兵種用の新たな武器や全く違う兵種に付くための新兵器も購入することもできる。また、
一部の武器は敵から設計図を手に入れることで購入できるようになる。ここで〝スナイパーライフル〟や〝機関銃〟そして〝剣〟を開発することで新たな兵種に
就くことができるようになる。その他、本作では〝アクセサリ〟という新しい装備品が加わった。前作にもあった「戦車用ステッカー」に相当するもので、装備すれば
ちょっとしたパワーアップが期待できる。
車両装備
〝車
両装備購入〟では、車両を強化する為の新装備を購入することができる。購入できるものは大きく分けて〝車体〟、〝砲塔〟、〝オプション〟の3つに分かれ
る。高ランクの車体を購入すると耐久力や防御力が上昇し、砲塔は攻撃力が上昇する。オプションは車両のステータスを底上げするものから、特殊な性能を付与
するものまで様々な種類が用意されているので、状況に応じてパーツを使い分けよう。ただし、それぞれの装備には重さがあり、車体の持つ許容量以上のものは
装備できないので、よく考えてセッティングをしなければならない。
装備変更
購入した歩兵武器や車両装備は、それぞれ歩兵装備変更、車両装備変更で選択が可能になる。歩兵装備に関しては購入時にその兵種の全員に装備させるかを聞かれるので、そこで選べば一度に兵種ごと全員の装備を変更することができる。個別に装備を変えたい時はこのメニューから選択することが可能になる。車両装備変更では、購入した車体や砲塔、オプションを自由に組み合わせて車両をカスタマイズすることができる。
ブリーフィング時の装備変更について
本作から、ミッション直前のブリーフィング時でも装備や兵種の変更が可能となった。ミッション内容に応じて、よりフレキシブルなカスタマイズができるようになったので、臨機応変な作戦立案が可能に。
■キャラクター紹介
ガリア正規軍 兵站部所属:カリサ・コンツェン
ガリア正規軍兵站部に所属する、物資調達係。ネームレスに武器や戦車パーツなどを提供している。ネームレス隊員の軍服がひとりひとり違うのは、彼女の趣味に因るところが大きいらしい。
ネームレス部隊長:ラムゼイ・クロウ
ガリア公国の辺境に領地を持つ三流貴族の子。ガリア正規軍所属。出世を最初から諦めており、上層部への忠誠心は皆無。「酒と女をとったら何も残らない」と言われるほどの放蕩ものだが、戦況の把握は誰よりも的確で、ここぞというときに自らの手駒であるネームレスを投入。人知れず戦局を支えている。
No.32(ジュリオ・ロッソ)
軍施設に備蓄されていた食糧の無断使用がばれ、義勇軍からネームレスに転属させられた。元々は料理人であり、「料理は人を幸せにする」がモットー。
No.3(グロリア・ダレル)
武器を密輸入した容疑で逮捕され、以来ずっと自身の希望でネームレスにいる部隊のご意見番的な存在。タバコと酒が大好物。
『戦場のヴァルキュリア3』
プレイステーション・ポータブル
2011年1月27日 発売
価格:UMD版 6,279円(税込)/ダウンロード版 5,600円(税込)
ジャンル:アクティブ・シミュレーションRPG
プレイ人数:1人
メーカー:セガ
CERO:B(12歳以上対象)
公式サイト:http://valkyria3.jp/
(C) SEGA
コメント