映画レビュー 圧倒的パフォーマンスで魅せる!『バーレスク』

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シェール、クリスティーナ・アギレラの新旧二大女性アーティストを主演に迎えたミュージカル・ドラマ。監督は、スティーヴ・アンティンで長編はこれが二作目となる。そして、クリスティーナ・アギレラにとっては、本作が映画初出演となる。
スターを夢見てオハイオからロサンゼルスに出てきたアリ(クリスティーナ・アギレラ)。彼女は、テス(シェール)が経営する大人向けショー・クラブ“バーレスク”のショーに感銘を受け、ウェイトレスとして勤めることになる。その後、アリは歌とダンスの才能を発揮し、クラブを大いに盛り上げる人気者としてスターダムへ登りつめようとするが…。
クリスティーナ・アギレラがアーティストならではの歌唱力とダンスで観る者を圧倒させる!!そして、セクシーな衣装に身を包んだ女性たちによるゴージャスな歌とダンスが盛りだくさん!!だから、思う存分に楽しめ、ゴキゲンな気分にさせてくれること間違いなしだ!!
テス役のシェールの歌唱シーンは少ない。だが、中盤あたりで観られるシェールの歌は観る者に勇気と希望を与えてくれる!!これは本作が秘めている最大の好感である。自身を励ますような内容の歌詞ではあるが、誰もが共感できる歌詞でもあるため、厳しい現実に直面している方にとっては、このシーンは最高の激励になると言いたい!!
ミュージカルやアリのサクセス・ストーリー以外にもクラブの経営不振に奔走するテス、アリに嫉妬する先輩ダンサーの存在、アリとバーテンとの恋といったドラマも描かれる。ストーリーは小難しいことや複雑さを感じさせないため、ドラマ部分も気軽に楽しめるのがこれまた良い。
レビュアー:佐々木 貴之
『バーレスク』
監督:スティーブ・アンティン
出演:クリスティーナ・アギレラ、シェール、クリスティン・ベル、スタンリー・トゥッチほか
原題:Burlesque
12月18日(土)より丸の内ルーブルほか全国ロードショー
公式HP:http://www.burlesque.jp/
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